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国立大志望の高1生。勉強法についてアドバイスお願いします。

  • [2014/6/2]
  • 関連キーワード:勉強法、部活動、塾、センター試験

質問

 サブロー先生、こんにちは。高1の女子です! 私は今のところ国立大学を目指しています。でも、偏差値が自分は50過ぎぐらいで、その大学は60です。これから部活が忙しくて、塾などに行ける余裕がありません…(泣)中間テスト直前も、徹夜して苦手な数学をなんとか乗りきりました。まだ、勉強の仕方がよく分からず、ぎりぎりなって詰め込んだりしています! なので、受験に向けてどのような勉強をいつからすればいいのか教えてほしいです!! 塾行かずに大学受験ってできますか?

回答

 こんにちは、サブローです。今日は高1生からの質問だが、すでに目標も決まっていて、受験に対する意識が高くとても良いことだぞ。このように早い時期に志望校を意識すると、合格可能性はメチャメチャ高くなるというデータがあるんだよ。

 さて、部活に入っているということは、高3の先輩たちの姿を見て何か感じた(感じる)ことはなかったかな。部活と勉強の両立が上手にできている先輩、上手くいかずに苦しんでいる先輩…、そんな先輩たちから多くのことを学ぶことで、これからの高校生活は充実したものになるはずだ。うまく両立させるためのヒントを聞いたり、勉強方法などを教えてもらったりしなさい。ただし勉強の邪魔にならないようにね。もちろんその次は、君の姿を見て後輩たちが育っていくんだ。それでは、私からも今後の高校生活についてアドバイスをしていこう。

 まずは勉強方法についてだ。現在の偏差値が50過ぎぐらいということは、やはり中学校時代の勉強内容が不十分なのだろう。特に数学と英語に不安があるならば、中学で使った問題集(なければ買いなさい)をやり直し、できなかった問題について“どうしてその解答になるか”を追求しなさい。もちろん不明な点は高校の先生に恥ずかしがらずに聞きに行くこと。納得できたら、同様の問題で演習を繰り返しなさい。ネットでその項目を探せばいろんな問題が出てくるよ。今年の夏休みの、部活の合間を縫って、しっかりやり直しておくこと。基礎力が付けば付くほど、2学期からの授業の理解度に間違いなく変化が出てくるよ。

 質問に「ギリギリで詰め込み…」と書かれているが、これって「知識の定着」はあり得ないよね。とにかく受験は、土台(基礎力)がしっかりしているかどうかがカギだ。解答を導き出すテクニックだけを身に付けるのではなく、そのプロセスはどうなっているかについて気を配って勉強しているかどうかが大切なのだ。またそれを知ろうとする努力が必要だ。なぜこんなことを言うかというと、英語を例に取るが、難関と呼ばれている大学の入試問題を見ると、結構中学レベル(ホントだよ)や高1程度のレベルの解答をさせる問題もあるんだ。しかし正答率が低い。なぜだろう? 問題の中に、その解答を見えなくする工夫がされているんだよ。その工夫を見抜ける目(様々な角度から物を見られる目)を持っているかどうかなんだよね。プロセスを大事にして勉強している人にはその目が備わっているのだ。

 第一志望校に合格した受験生のコメントの中には、「模試のやり直しをしっかりやって苦手箇所の克服を心がけた」というのが必ずある。これから何回も模試を受験するが、やりっぱなしにはしないこと。ちゃんとやり直し、どうしてこの問題が解けなかったのかを追求すれば、基礎を固めることになり、受験生の一番怖いもの、そう、“ケアレスミス”の防止につながるんだ。難関大学の受験生たちの中で合格ライン付近にいる人たちは、ほぼ同等の実力があると思うんだが、そこまで実力がありながらなぜ不合格者が出るかというと、つまらない箇所でケアレスミスを重ねてしまっているんだよ。マークミスも多々ある。「一点に泣く」とはまさにこのことだ。「君の書いた答案は、どこにも売っていない、君に勉強方法を教えてくれる、世界最高の参考書なのだ。」を肝に銘じて、しっかり模試のやり直しをやろう。

 最後に、高1の頃は「国立大学に行くぞー!!」と張り切っていたにもかかわらず、高2の終わりには、「私立に変更」っていう人が結構いるんだ。なぜかわかるかな? 国公立を目指すならば基本的に5教科7科目は必要だ。この膨大な勉強量をこなすには、時間を上手に使わなければ続くはずがない。さらに国公立希望の生徒にいつも言っていることは、英・数・国のセンターの範囲は高2の終わりまでだよね。だからそれまでに教科書の内容、つまり基礎を全て押さえておくこと。そうすれば、高3になったらその3教科については、即演習に入れる。ということは理・地公に多くの時間をかけることができるのだ。もし高3になって英・数・国の基本が不十分だと、理・地公が中途半端なまま受験に行ってしまう心配があるのだ。時間の使い方だが…寝る時間を削れとまでは言っていないからね。わずかな時間でも能率よく利用し、それを継続することが大切なんだ。

 最後に塾だけど、ケジメをつけた生活を送り、そして上記のことがしっかりできれば、必要はないね。自学自習だけで大学に合格できたら親孝行だぞ!! まだ書き足りないんだけど、常に勉強方法に創意・工夫を加えながら難関大突破を目指すんだ。それではまたね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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