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第45回:一歩先を行く『楽習』は、必ずキミの味方になってくれる!

  • 大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習”

▲長崎ランタンフェスティバル!

 ええと,最初に言っておく!!! 今月は,めっちゃ大切なことを伝える!「おいおい,どこが楽習だよ」という声が,目を閉じていても聞こえてくるようだ。なぜなら,目を閉じても聴覚には影響がないからだ。いや,言いたいことはそういうことじゃない。マジなやつだ。もう一度言う。「おいおい,どこが楽習だよ」という声が,目を閉じていても聞こえてくるようだ。いや,言い過ぎた。「おいおい,どこが楽習だよ」という内容だが,心して読んでくれぃ(でも,まずは,マクラ(導入)からね。これがないと始まらないので)。

 受験をすでに終え,各々がすべきことが決まったという受験生諸君,お疲れ様でした。
 まだ受験を控えていて,これからが勝負という受験生諸君,肩の力を抜いてと言っても抜けないだろうから,肩に力が入ったままでもいいので(みんな同じだから,自分だけ肩の力を抜く必要もないよ),事故とかに気をつけて受験してきてね。

 …というわけで,今月も担当させていただくのはワタクシ,今月から新しい受験生に向けて話しちゃう,大岩ヒデキです! よろしくね。

 なんか,凄く寒かったり,暖かい日が続いたりで,冬なのか春なのかハッキリしてよ!!! って言いたくなるよね? あ,ならないか。今はハッキリと冬だもんね。じゃあ,ハッキリしないのは何だ? ああ,あれか! 受験問題か! 2020年の入試改革へ向けて,問題が変わるのか変わらないのかハッキリして! 的なね。うんうん。わかる。でも,ハッキリしてるよね?

 2020年(新中3生)の入試からは,Listening(聞き取り),Reading(英文読解),Writing(英作文)に加えて,Speaking(英会話)の「直接測定」試験が始まるわけだからね。聞き取りは「聞く」し,英文読解は「読む」し,英作文は「書く」し,英会話[英問英答]は「話す」という,直接的な試験が始まることはハッキリしているわけですよ。英検も5級まで全てSpeakingも入ってきたし,「使うための英語」が求められる時代はハッキリしているってことですよ。


鍛錬(たんれん)しておいた方がいいのは…

 さて,そこで,お伝えしたいことがある(導入が終わって,ここから本題)。。。新高校3年生以下のみんな,いや,そこのキミ! めっちゃ,●●は鍛錬(たんれん)しておいた方がいいよ,いや,マジで。では,何も言わずに,次の2つの文章(一部抜粋←本当はもっと長い)を読んでくれ。じっくり,ていねいにでいいからね。では,どうぞ。


《1つ目》
For most people, their friendships are a valuable and important part of who they are. Psychologists have pointed out that well-established friendships lead us to a better understanding of ourselves. They have also noted that we might face conflicts not only with acquaintances but even with our good friends, which could result in ends to some of our friendships. Fortunately, even when such conflicts occur, it is possible to find ways to maintain or save the friendships.

《2つ目》
After Wilson graduated, he went to Africa. There, he was shocked to find widespread blindness not caused by accidents, as in his own case, but resulting from the lack of effective treatment for certain diseases. For decades, he led an organization to prevent such blindness in Africa through education, research, and health care. For example, a disease spread by insects blinded 10% of the people in a part of Ghana, but in the 1950s, his organization distributed a drug that nearly eliminated the disease by 1960. In addition, it helped reduce the number of blind children by giving out vitamins and also by performing over three million eye operations. As a result, millions of people who were in danger of becoming blind have been treated, and blindness is less common there now.


 どうだった? これから学校や塾でこの問題を解く人もいるかもなので,和訳や問題は載せないけど,《1つ目》と《2つ目》は,どちらがより難しく感じた???

 …実はこれ,両方とも2017年のセンター試験(本試験)の問題なんだけどね,《1つ目》は「筆記 第6問」からの一部抜粋,《2つ目》は「リスニング 第4問A」からの一部抜粋なんだよね。

 「同じくらいの難しさだった」とか,「《2つ目》の方が難しかった」という人もいるんじゃないかな? でもね,「問題」まで載せると,たぶん《2つ目》の方が難しく感じる人が多いと思うんだよ,実際。言いたいこと,わかった? 「読んで解く,長文読解より,耳で聞いて解く,リスニングの長文の方が,下手をすると難しい」ってことを伝えたいわけなのよ。2020年の入試改革へ向けて,リスニングがレベルアップしてきているわけなのよ。筆記では差が付きにくくなっているので(←高得点争いになる),高得点者が比較的少ないリスニングで高得点が取れるかどうかが,国公立大受験者には重要になってくるわけですよ(リスニング不要であれば別だけど)。

 ズバリ,難化傾向著しいリスニングに対抗する手段は何なのか?? リスニング教材? それも,1つの手かもしれない。「形式に慣れる」のはとても重要なことだ。でも,難化対策としては,もう一歩上を行っておきたい。ズバリ,センター第6問レベル(もしくは,もうちょっと難しいレベル)の長文も,CDなどの音声が付いている問題集などを活用して,音声を使った音読学習を徹底して行う!!!! コレしかないでしょう!!!! 一歩先を行く学習…いや楽習(←あえて使ってやったぜ!)は,必ずキミの味方になってくれる。難化なんかに負けないリスニング力(というか英語力)を手に入れよう!

 手に入れるためには!?…来月も,ここで「ちょっと役立つ楽習」を読んで実践する! ということが,ジュウヨウダト オモイマス。デハ,ニッチョクノ ヒト。シメノ コトバヲ。

 来月も,また,ここで会いましょう! 今月はココまで! お疲れ様でした。

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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