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第41回:『強調構文』を楽習しよう!

  • 大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習”

▲お仕事中

 秋!!! かと思ったら、冬な感じになってきた今日この頃、いかがお過ごしかしら? 受験日も近くなってきたし、受験学年の人は相当バタバタな感じ?…ワタクシ? ワタクシですか? ワタクシもブログもろくに更新できないくらいバタバタを楽しんでますよ~(バタバタ好きにはたまらない生活よ)!


 じゃあ、受験学年の方も見てると思うし、必要以上に時間を奪うわけにいかないので、早速始めちゃいますか。今回はナント! 毎年恒例のこの時期限定、「受験にもバリバリ役立つ」内容をお届けしちゃいますよ! その名も…いや、名前言っちゃうとそれがヒントになっちゃうからダメだな。名前は後で発表するとして、今回の楽習へ進んじゃいましょう!


文頭のitの正体をあばけ!

 itって、いろんな働きがあっておもしろいよね~。初めて習ったときとか、超うけたよね~。爆笑とまらなかった記憶しかないわ~。「前に出た名詞の反復を避ける」「後置されたto Vやthat SVを指す」「天候・寒暖・明暗・距離・時間などの話をするときの主語はit」とか、変わり身がすごすぎて名コスプレーヤーか! って話ですよ。さらに、「漠然とした状況を指す」とか、漠然としてるのにどうやって指すのよ! とかツッコミ入れたくなるようなものまであるし、もう笑いすぎて腹筋痛い…。そんな中でも、大好きな使い方に、双子のような使い方があるわけなのよ。一見、全く同じに見えるけど、よく見ると違う的な使い方なんだけどね。ちょっと見てもらっていいかしら?

(双子姉)It is a fact that I will leave this town.
 私がこの街を去るのは事実だ。

(双子妹)It is the fact that I want to know.
 私が知りたいのは真相だ。


 この双子のitは同じように見えるけど、実は全く違うのがわかるかしら? 双子姉は「形式主語構文」というお名前で、双子妹は「強調構文」というお名前。違いは、左耳にあるホクロの数…ではなく、thatの後ろ。形式主語構文ちゃんは「I will leave this town」で、強調構文ちゃんは「I want to know」だよね。何が違う?…って、もちろん前者は「必要な名詞(主語・目的語など)が全て揃っているのに対して、後者は「know+名詞」の名詞がないよね? なぜないのか? それは、強調するために前に出しちゃったの。つまり、姉は好きなものを最後に食べるタイプで、妹の方は、好きなものから食べていくタイプということだね! …さて、混乱する前に強調構文をまとめておこっと。(中学で習う形式主語は、よく知っておると思うからパスだけど、it is 名詞または形容詞 thatという語順になる)

□ 強調構文(it is 名詞または副詞 thatという語順になる)
 名詞(のカタマリ)や副詞(のカタマリ)を強調したいときに、前に出してit is とthatで挟んでしまう必殺技。前に出すだけでも面白いのに、it isとthatを使うという姑息な技を駆使して爆笑を誘うことで印象に残そうとしていると分析できる。

(  例  )I want to know the fact.←笑えない

(強調構文)It is the fact that I want to know.←爆笑

(  例  )My brother was born in 1971.←笑えない

(強調構文)It is in 1971 that my brother was born.←爆笑


 …だめだ~。これ以上続けると、アゴが外れそうなので、今日はこのくらいにしとくわ~。最後に、一言。長文を読んでいるときに、挟まれているものが短かければ簡単に見抜けても、長くなると見落とす人が出てくるので注意。爆笑ポイントをしっかり押さえて、英文を楽しんでね!
 ということで、今回も時間になったので、今月はここまで! また来月お目にかかりましょう! あ、最後に爆笑のやつ言って終わろっと! 自分を信じて、最大限の努力をすれば、 どんなことだってきっとできる!
You can make it

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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