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第31回:『センター過去問の使い方』について楽習しよう!

  • 大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習”

 はいどうも、こんにちは! 今年もいよいよあと数日でおしまいという感じになってきましたけども、いかがお過ごしでしょうか? 私は、ありがたいことで、過去最高にバタバタとさせていただいております! 私の所属する予備校では、クリスマスが終わると、冬期英語合宿(非受験学年)。そして、年明けの元旦と2日は正月英語特訓(受験学年)と濃い授業が続きますので、バタバタがMAXになるのはこれからです!

 …というわけで、今月も担当させていただきますのは私、そんなバタバタが意外とイヤじゃない、大岩ヒデキでございます! よろしくお願いいたします!

 さて、受験生はセンター試験も目前ということで、ふざけた受験に直結しない内容は拒否反応を示す頃でしょうかね。では、そんなあなたが最も欲する内容で、今回はお届けしたいと思います。何度となくこのコーナーにも登場しているセンター試験ですが、今回は「超直前期のセンター過去問の使い方」と、過去問から1問解いてみるという内容で進めていくのはどうでしょう!?

通常の過去問の使い方(例)

 1:制限時間より少し短めの時間設定で実際に全問通して解く。
   時間感覚を養い、かつ、試験会場で少々緊張したり、予想外のトラブルが
   起こっても、全問解答できるように訓練をしておく。

 2:間違った問題や解答に確信が持てなかった問題を復習する。
   この問題を通して、復習すべき分野を特定し、その分野を復習する。

 3:知らない単語や表現を覚え、長文のトピックも同時に記憶しておく。
   同じトピックの長文であれば、使われる語彙や表現、内容は類似するのが
   基本。これらの作業を通して「あの話か!」となる文を増やす。

超直前期の過去問の使い方(例)

   1:大問ごとに目標解答時間を設定し、隙間時間でその大問を1つずつ解く。
   確認作業なので、隙間時間でやるのが望ましい。

 2:間違った問題が「文法」であれば、文法は捨てる決意をする。
   ここまで理解できなかった文法を、あと数日で理解するのは不可能。大学
   受験後にやり直すとして、万が一出た場合は「捨て問」にする心の準備
   をしておく。一方、間違った問題が「語彙」関連の場合は、まだまだ挽回
   可能なので、徹底的に語彙学習をする。

 3:長文は正解した問題も、必ず解説を読む。
   正しいアプローチで正解できていたかどうかを確認する。万が一、アプロ
     ーチが間違っていた場合は、アプローチを確認しながら再度解き直す。

 超直前期の過去問は確認作業ツール。自分が「解けない」タイプの問題を正確に把握し、あえて「捨て問」にすることで、「時間をかければ解ける」タイプの問題の時間を確保することも戦略の1つ。効果的に過去問を活用して、過去最高得点を、本番で叩き出してきてくださいね!!!

 では、1問、解いたことはあると思うけど、過去問を解いてみよう!

2015 本試 第5問(一部抜粋) 問2

2015 本試 第5問(一部抜粋) 問2

 She’s getting good grades and likes her classes and teachers. In particular, she has a penchant for numbers and loves her math class.

問  The phrase has a penchant for in the second paragraph of Mr. Whitmore’s email is closest in meaning to [   ] .

① is collecting
② is exchanging
③ is fond of
④ is unsure about

 正解は……③です!!! まあ、解いたことがあるので解答を知っているという人も多いと思うんだけど、ここで確認しておきたいのは「正しいプロセスで正解できたかどうか」なので、一緒に確認しておこう! 今回のヒントは下線部直後のand! A and BのAとBは同じイメージ、同じ形になるのが基本。つまり、「she (A) has a penchant for numbers and (B) loves her math class」になるわけだね。(B)「数学の授業が大好きだ」より、(A)も「数が好きだ」のようなプラスイメージの内容になることがわかるよね。だから、③と確信を持って解答することができるわけだね。

 (訳例)彼女は,よい成績を取っており、授業や先生方を気に入っている。特に,数字がhas a penchant forで、数学の授業が大好きだ。

問 ホイットモア氏のEメールの第2段落にあるhas a penchant forという語句に意味が一番近いのは [   ] だ。
① ~を集めている
② ~を交換している
③ ~が大好きである
④ ~に確信がない


 さあ、センター試験本番まであとわずか! でも、できることはまだまだあるからね! 最後の1秒まで自分を高めていってね! というわけで、今回はここまで! また次回、1月に会いましょう!!!

 次回はどんな入試に直結した話にしようかな!?

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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