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第30回:『4技能』について楽習しよう!

  • 大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習”

 寒い!!!!! …という日ばかりになってきましたけど,風邪とかひいてませんでしょうか!? 私? 私ですか???…風邪とかひいて場合じゃない!!! という感じの時期になりましたので,もちろん元気です! 病は気からですからね。「風邪をひいてるばあいじゃない!」と強く思うこの時期は,毎年確実に元気です! というわけで,インフルエンザの予防接種も終わって,いろいろ準備万端の私の正体は!!! …やっぱり今月も大岩ヒデキでございます。よろしくお願いいたします!

 さてさて,受験生は特に焦り始めるこの時期に突入したわけですが,最近めちゃくちゃ多い質問に,このコーナーで勝手に答えさせていただきましょう。

 「英語,点数上がらないんです。時間内に長文も読み終わらないし。単語とか,一生懸命覚えても,長文になると覚えた単語もわかんなくなっちゃうし。っていうか,先生,いつもテンション高いけど,疲れないんですか?」

 では,質問に答えさせていただきましょう! ズバリ,「疲れない」です!………………………………………はい,聞きたい答えはここじゃない~~~(でも,よくされる質問は「疲れないんですか?」の方なんですけどね)! じゃあ,聞きたいと思われる方の答えもお伝えしておきましょう(こっちも,多い質問ではあるのでね)。


LRSWは「4技能」と呼ぶ。これがヒント!

 まずは,LRSW,すなわちListening(リスニング),Reading(リーディング),Speaking(スピーキング),Writing(ライティング)のことだけど,これを「4技能」と呼ぶのは聞いたことがあるかしら? そうなんです,英語は「技能」教科なんです。音楽とか体育と同じ技能教科なんですよ! つまり,「覚えただけ」「理解しただけ」では点数も伸びないし,読むのも速くならないし,全てがダメダメです。だって,「覚えただけ」「理解しただけ」っていうのは,音楽で使う記号を覚えて,楽譜が理解できるようになっただけの状態と同じだもんね。いくら楽譜が読めても,ピアノやギターを実際に弾かなければできるようにならないのと同じ。だから,点数も上がらなければ,読むのが速くもならない。

 求める答えは,「技能を磨くんだ! 技能を!」ということです。では,どうやって磨くのか。…英語楽習の愛読者ならすでにおわかりかと思いますが,もちろん「音読」です! しかも,当然ですが,「音源を用いた音読」です! …またこの話か!? と思いましたね? またこの話です。だって,同じ質問が多いんだもん。ということは,まだ,言い続ける必要があるということですよね!? だから言い続けます。

 では,まず覚えたはずの単語が長文に出てくるとわからない現象の謎に迫ってみたいと思いますが,要は「別物」として覚えてしまってることが原因じゃないかと。「単語は単語」「長文は長文」になっているということね。だから,頭に「単語は英語」「長文は英語」(もちろん「文法も英語」)という「共通点」をつくってあげればいいと思うんです。その共通点とは何か?…そう,「音=音源」ですね。英語を学習するときは必ず音源も用いて,「同じものを学習してますよ」というのを頭に教えてあげればいいんです。

 次に,長文を読むのが速くならないのも,音を使わないのが原因だと思います。要は「自分で理解できる速度」で読んで復習をおしまいにしてしまっているからですね。こちらも,音源を使えば,「本来はどのくらいの速度で読まれ,理解されなければならないものなのか」という現実を見据えたトレーニングができるので,反復回数が増え,理解する速度が上がり,大幅にスピードアップできるはずです。その他,発音・アクセントや,Listening・Speakingにも活かせる英語力を育てるためにも,必ず音源を使ってくださいね。

 さて,今月はこんな勉強法の話で終わろうと思ったんですけど(受験生が血眼になってきたので,ゆるい話もしにくくて…),英語楽習なので,やっぱり1つ楽習しちゃいませんか!? というわけで,今月はこんな楽習です!

クイズ! これな~~~~~~んだ!?

 というわけで,このコーナー「クイズ!これな~~~~~~んだ!?」のお時間が突然やってまいりました! 次の表現が表すものを「英語で」答えちゃってください! では,スタート!

1)a small animal with six legs
2)something that you use to cut paper
3)an animal which has orange fur and black stripes
4)someone who takes care of your teeth
5)a plant that you can eat and Hideki loves

 わかったでしょうか!? まあ,他の答えを思いついた人もいると思うけど,一応,解答例はこんな感じ!
1)「6本脚の小さな動物=昆虫」なので,insect!
2)「紙を切るために使うもの=ハサミorナイフ」なので,scissors か knife!
3)「オレンジの毛で,黒いストライプの入った動物=虎」なので,tiger!
4)「歯のお世話をしてくれる人=歯科医」なので,dentist!
5)「食べることができて,ヒデキの大好きな植物=野菜」なので,vegetable! fruitを思いついた人もいるかもだけど,ヒデキ,フルーツはあまり好きではない。

 こんな風に,単語を簡単な言葉で説明したらどうなるかなぁ。。。なんてことを考えてみると,とってもいい感じのトレーニングができるので,ぜひ「よく使う単語」「身の回りの単語」でやってみてね。…というわけで,今月もお時間となってしまいました。。。。。次回も,ちょっと役立つ雑…知識をお話したいと思いますので,息抜きがてら,また遊びに来てくださいね! インフルエンザ,予防接種忘れずにね! ではでは,また来月お会いいたしましょう!!!

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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