page_top

第29回:『単語の覚え方』を楽習しよう!

  • 大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習”

 はい、どうもこんにちは! 涼しい日も増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。私? 私ですか? 私は首に巻いているカラー的なやつ(ご参考までに前回のお話)が汗ばむことも少なくなり、ちょっとだけ楽になりました。もう少ししたら、外している時間を長くしていくようですが、まだ授業時間以外はバッチリつけてます! そんな私は、大岩ヒデキでございまして、このコーナーを担当させていただいております! 今月もよろしくお願いいたします!

 さて、突然ですが、「時間の管理」はきちんとできてますか? 大学受験までに実際に残された時間は、きちんと把握できているでしょうか? 例えば、あなたが受験学年だとしましょう。そして、センター試験まで残されている日数は100日だとしましょう。あなたが、高校2年生なら残された日数は100+365、高校1年生なら100+365+365。

◇ 実際に残っている日数
・ 受験学年=100(仮)
・ 高2年生=100(仮)+365=A
・ 高1年生=100(仮)+365+365=A

 計算してAを出してみました? 今出てきた数字は、「1日24時間、ぶっ続けで勉強した時に残された日数」ですからね。では次に、1科目もしくは1教科あたりに残された時間を把握しましょう。今出した解答Aを国公立志望者は7科目、私立志望者は3教科で割りましょう。

◇ 実際に残っている1科目・1教科あたりの日数
・ (国公立志望者)A÷7科目=B
・ (私立志望者)A÷3教科=C

 BかC(またはBとC)は出ました? それが、「24時間、ぶっ続けで勉強した時に残された、1科目もしくは1教科あたりの日数」です。では、1日1科目もしくは1教科を1時間しか勉強しないのであれば、実際は何時間残っているのでしょうか? 2時間であれば何時間残っているのでしょうか? それは、簡単な計算で出ると思いますので、実際に出してみてくださいね。(1日1時間なら、今でたB・Cがそのまま「時間」になりますし、1日2時間なら「×2」ですよね。例「B=10日」なら、1日1時間の勉強で残された時間は「10時間」)

 さて、この残された、かなり限られた時間の中で、あなたは第一志望校に合格する力を手に入れなければいけません。合格からの逆算で、きちんと時間管理をしましょう! そして、そんな限られすぎている時間の中で、(一番大切だけど)地味に時間を消費するのが「単語の暗記」ですよね。まあ、時間を使って覚えられるのならまだしも、何度繰り返しても、何度書いても忘れる単語ってありません? そんな単語たち、どうやって覚えてやりましょう? ということで、今回は本当に大切な「何度やっても覚えられない単語たちの覚え方」を楽習しちゃいましょう!

何度も忘れる単語の覚え方

 実際、何度も忘れちゃう単語って、どうやって覚えます?書くタイプ?

(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet(蛇口)faucet

 ……とか、書いちゃいます? でも、それでも覚えられないときってあるんですよね(本当に不思議)

 ではどうすればいいのか?「使わない知識は忘れる」と言われているので、逆を言えば「使えば覚える」ということですよね。使えばいいんです!「単語の暗記」は使っていないし、「例文レベルでの暗記」も使ってない。じゃあ、どうすれば使えるのか? …それは、「自分で例文を作る」ことをすればいいんです。

・ I turned off the faucet.
(私はその蛇口を締めた)
・ I broke the faucet yesterday.
(私は昨日、その蛇口を壊した)
・ I love the faucet with a red ribbon.
(私は赤いリボンがついたその蛇口を愛している)

 こんなレベルの他愛もない例文でいいと思います。肝心なのは「使う」という視点で単語を見てあげること。そして実際に「使ってあげる」こと。これで、今まで何度も覚えては忘れてを繰り返していた単語が嘘のように覚えられるようになります(少なくとも、私はそうでした)!

 残された時間は、限られまくってます。だけど、単語を覚えなければ英文は読めません。ですので、どうすれば最短距離を走れるのか、どうすれば最も効率良く暗記物ができるのか。その辺を考えながら、時間を有効活用してみてくださいね。

 おっと、気がつけば今月もお時間がきたようですね! そろそろ受験学年の方々が、いろいろな「困ったこと」に悩み始める時期なので、その辺がサポートできる学習が提供できればと思ってます! ということでまた来月、お会いいたしましょう! ということで、お疲れさまでした!

 さて、来月はどんな雑…楽習にしようかな?

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

大岩ヒデキ先生のちょっと役立つ“英語楽習” 記事一覧

入試・勉強法 記事一覧