page_top

第10回:Writing トレーニング法「外部検定試験TEAPの対策書から例題に挑戦してみよう!」

  • 大岩ヒデキ先生の「英語4技能」はこうして磨く・鍛える!
  • [2018/1/15]

 新年,明けましておめでとう!!! 今年はヒデキ,いい年になりそうだよ! だって,今年は,元旦に何も起きなかったんだよ!!! 例年だと,電車に忘れ物したり,カラスにおそわれかけたり(正月はゴミが出てないのでお腹がすいているのだろうか),電車の中でここには書けないような被害にあってみたり(間違われた系じゃなくて,謎の被害にあった系)…と,色々あるんだけど,今年はなかった。何もないってスバラシイ! 何もないキセキを,何もないシアワセを,感じていきたい2018年。

 出来事としては何もないのがいちばんだけど,勉強となれば話は違うぜ! アプリ系の翻訳が抜群すぎて,もはや英語教育はいらなくなるのでは? つまりヒデキもいらなくなるのでは?…などという声もささやかれる中,確実に忍び寄る“4技能入試”の影。しかし,我々はあせらない。なぜなら,準備をしておくからである! 準備さえ整ってしまえば,むしろ来てくれたほうがありがたいのが4技能入試! 今月も,Writingについてじっくりと準備をすすめていこうではありませんか!(ちなみに,どれだけアプリが高性能になっても,外国語学習が教科から消えることは,少なくともしばらくはないから安心してくれ! 電卓ができても足し算や引き算を習うように,「学力」は頭の回転だとか,発想力だとかを養うのにも重要なわけで。1言語話者より2言語話者のほうが,2言語話者よりも3言語話者のほうが脳機能も向上するというデータもあるようなので,そういう観点からも外国語学習は継続されるはずなのだよ! だから,ヒデキも一安心)。

 さて,ではボチボチ,Writingの話を始めましょうかね。軽く復習だけど,Writingは「本当のあなたが本当はどう思うか」ではなく,「誰もが知る単語と基礎文法などの表現を使いこなし,採点官がきっちり理解できるような一般的な視点で,解答を完成させることが重要」だったよね。前回,重要だと言ったWritingの3大ポイントも,もう一度復習してから今回の内容に進んで行こう!

■ Writing攻略の3大ポイント
① 書ける内容を書く!
② 自信のある表現・構文を使う!
③ 同内容をくり返す場合は表現を変える!

 では,恒例の(?)「大学入試のためのTEAP技能別問題集 ライティング/スピーキング(旺文社)」のP.18~19から,一部抜粋をしてどういうことなのかを見てみようかな。本当は,全部で4段落(この4倍くらい)あって,その評論文全体を読んで,その内容を70 words 程度で要約した文章を書く問題なんだけど,今回は第1段落だけやってみるからね。

 Many people love to spend time with their pets at home. They enjoy taking them for a walk in the park and playing with them in their free time. Of course they also have to wash them, feed them, and take care of them. In the past, there people did not think of taking their pets to work. However, over the past few years, the situation has changed. Now, in more office, factories, and even some shops, employees can bring their pets with them to work.

 さて,まずは①「書ける内容を書く!」だけど,今回は要約なので,自分で内容を考える必要はないね。でも,この文を要約して,大切な内容だけにしないとね。…ということは,前置きや,一般的に,みんなが知っていることは要約に入れる必要がないので,今回はHowever以降をまとめればいいね(Howeverの後は,大切な情報が来ることが多い!)。

However, over the past few years, the situation has changed. Now, in more office, factories, and even some shops, employees can bring their pets with them to work.

 おや? 待って! the situation has changed. だと意味わからん! こういう場合は,前文の過去との対比から内容を明らかにすると…the situation has changed = people take their pets to work.という内容だとわかるよね。さらに,要約なので,不要な修飾語や,内容的な重複は削除しよう。

However(修飾), over the past few years(修飾), the situation has changed(≒ people take their pets to work)(次の文により詳しい重複). Now(過去との対比), in more office, factories, and even some shops(修飾), employees can bring their pets with them to work.

 では,いよいよラストスパート!②「自信のある表現・構文を使う!」のポイントを使うのはもちろん,特に③「同内容をくり返す場合は表現を変える!」のポイントを使うのが重要だったよね(前回,やっておくといいことあるって言っておいたやつ)!

Now, employees can bring their pets with them to work.
・Now → These days
・employees can bring → some employers allow their employees to bring

 「allow ~ to V(~がVできるようにする)」は基本表現なので,自信のある表現だと思うし,同内容だけど表現が変わってるので,なかなかうまいことできましたよね。

(完成形)These days, some employers allow their employees to bring pets to work.

 いかがでしたか? Writingには色々なタイプがあるように見えるけど,基本的に意識すべきことは,3大ポイントを守ること! あとは語彙や文法・構文の話になるので,とにかく基本に忠実になることが大切だからね。あとは,書いて書いて書きまくるしかないので,英語で日記を書いたりなどして,とにかく書くことに慣れよう!…ということで,今回も時間になったみたいなので,今回はここまでにしましょう! お疲れ様でした! 今年もよろしくね!

記事画像
今年もよろしくね。

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

大岩ヒデキ先生の「英語4技能」はこうして磨く・鍛える! 記事一覧

記事一覧に戻る

特集 記事一覧

特集 記事一覧に戻る

今月の入試対策

supported by螢雪時代

大学を比べる・決める

My クリップリスト

0大学 0学部 クリップ中