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第9回:Writing 攻略の3大ポイントとは!?

  • 大岩ヒデキ先生の「英語4技能」はこうして磨く・鍛える!
  • [2017/12/15]

 やあ,元気? ボクは元気だよ! ギックリ腰になったけど。しかも,12月1日と7日で2回なったけど。ん? 誰? 今,ヒデキも年だな~とか思ったの! 言っておくけどな,ギックリ腰は年齢に関係なくなるんだからな!!! むしろ,最近は「若者のギックリ腰」って流行ってるんだからな!!!…ん? ということは,つまりあれか? 流行にのってるヒデキも若者ってことでいいのか? そうなのか?…って,そんなことはどうでも良くて,ギックリ腰の原因の多くは運動不足。勉強でイスに座りっぱなしで,何時間も同じ姿勢のママ…なんていうと,腰の筋肉が固まってギックリ腰になるのよ(自分,何時間も同じ姿勢で仕事する日々でした)。ギックリ腰になるとクツ下はくのにも5分くらいかかって,時間がいくらあっても足りなくなるぞ。なので,これから受験まで,真面目に勉強するのはいいんだけど,長時間同じ姿勢にならないように気をつけて,定期的にストレッチなどしましょうね(と,自分に言い聞かせるついでに言ってみる)。

 ということで,腰の筋肉が固まるのはオススメできないけど,学力は固まってきたかな? センター試験も大切だけど,英作文のある大学を受験する受験生は,そろそろ英作文も完成させないと…という時期になってきたよね。そこで,今回と次回は英作文(Writing)について話してみようかと思うんだけど,いかがかしら?…いや,ダメって言っても書くけどね。だって,また別な話考えてたら腰固まってギックリになりそうだし。そもそも,担当の方との打ち合わせで,今月と来月はWritingの話をすることになってるし。

 さて,突然だけど,Writingって何をする試験か知ってる?…そう,英語を書くんだよね。では,何を英語で書くの? 例えば,「あなたは大学入試英語4技能化に賛成ですか? 反対ですか」って聞かれたら?…そう!「あなたがどう思うのか」ということを,上級英単語を使い,洗練された文法を使いこなし,採点官があっと驚くようなザンシンな視点で,解答を完成させる!!!…わけではないよね。むしろ,「本当のあなたが本当はどう思うかなどはどうでもいい」わけで,誰でも知っている単語を使い,基礎文法を使いこなし,採点官がしっかりわかってくれるような一般的な視点で,解答を完成させることが重要なんですよね。では,ここでWritingの視点ということで,3大ポイントを見ていただきましょう(次回まで,練習しておいてね)!

■ Writing攻略の3大ポイント
① 書ける内容を書く!
② 自信のある表現・構文を使う!
③ 同内容をくり返す場合は表現を変える!

 では,説明しよう!

①「自分が本当に思うこと」ではなく,「自分が書けそうな内容」を書くことが重要。例えば,自分は「4技能試験反対!」と思っているとしよう。ないと思うけど。そんなことは決してないと思うけど。そして,反対意見の理由があまり思い浮かばないとしよう。「自分が英語が苦手だから」「時間が足りなさそう」…あと,何? とかなっちゃってさ。主観だけ豊富に並べるという,非常に力弱い内容になりそうな予感がしたとしよう。一方で,自分は思っていなくても,「4技能試験賛成!」であれば,「グローバルな時代に対応できる」「試験のための勉強ではなく,使うための英語が学習できる」「さまざまな話題に対応するために,広い視野で物事をみるようになる」「選択肢を選ぶだけという消極的な姿勢ではなく,自分の考えを述べるという積極的な姿勢で試験に挑むことができる」「かっこいい」「4っていう数字にクールさしか感じない」とか,もう無限に理由が考えつくとしよう(最後の2つは実際に書いちゃダメよ)。もしそうなら,あなたが書くべきは「4技能試験賛成」の立場での解答ということになるよね。Writingは「面接」ではなく,あくまでもあなたの英語力を見る試験だということをお忘れなく。

② 難しい表現を使って書けば高得点!と思っている人がいるけど,どこ情報? もしそんな風に考えているなら,「英語=言葉」という視点を失い,「英語=学問」という視点になってしまっているようですね。言葉って,短く,シンプルで,わかりやすい表現を使う方が大切だよね? 日本語でも,「キミのその瞳をみていると,その瞳孔の奥にある水晶体の美しさに心が奪われてしまいそうだよ」とか,謎の呪文を唱えられてもとりあえず帰ろうとすると思うんだけど,「好きです!」って言われたら「え!?…ポッ」ってなるでしょ?…説明がわかりにくいか。とにかく,言葉は短く,シンプルで,わかりやすい表現を使う! これが重要なので忘れないように! ただし!!! 次の③のルールを守るとイイコトが起きると思うので,特に③を意識したトレーニングをしておいて欲しいんだな。

③ 同内容は表現を変えるべし!!!…表現はシンプルでいいんだけどね,シンプルな表現をくりかえされると,どうしても幼稚っぽく見えちゃうのよね。例えば,
「He plays tennis well! He plays tennis well! He plays tennis well!」とするよりも,
「He plays tennis well! He is a good tennis player! He is good at playing tennis!」
とした方が,シンプルで意味は同じようでも,視覚的に伝わる印象って違うでしょ? 他にも,「This bag is older than that one.」なら「That bag is newer than this one.」としても同じ内容だけど見た目が変わるよね(もちろん,主語を変えると場合によっては良くないこともあるので,時と場合による)。このように,表現自体はシンプルで十分なんだけど,見た目の幼稚さを回避することは重要かもしれないね。こういった,言葉遊びができるようになると,Writingはグッと幅が広がるので,ぜひ休憩時間とかに,頭の体操として「言い換えクイズ」的なものをやって遊んでみてね。そうすると,次回…とってもイイコトがあるかもよ!?

 …ということで,Writingというと,必要以上にハードルを上げてしまう人も多いけど,やるべき事がわかれば,あとは語彙や文法・構文の話になるので,勝手にハードルを上げないことが大切だからね。では,次回,もう少し突っ込んだ話をするので,それまでに,今回の内容を意識したトレーニングをよろしく!…あ,時々ストレッチだよ! 同じ姿勢を長時間保たないように! ということで,今回はここまで! お疲れ様でした!

 …あれ? これで今年はおしまい?…よいお年を!!!

記事画像
初ギックリ腰の翌日は釧路に出張!

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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