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第2回:Speaking トレーニング法(Step-1) 「4技能なら,まずはSpeakingから!」

  • 大岩ヒデキ先生の「英語4技能」はこうして磨く・鍛える!
  • [2017/5/16]

 暑いね!!! 5月だというのに,まだ場所によっては桜も見られる季節だというのに,場所によっては30℃を超える日も出てきて,外に出るのがちょっとね…という,『英語のトレーニングにもってこい』の季節がついに到来。これはもう,気候がくれた大チャンスと言わんばかりにやるしかないでしょう!!!

 …ということで,今月もinstructorはワタクシ,大岩ヒデキです,よろしく。

 さて,早速だけど,今回,このコーナーでは何の話をするか覚えてる? …まあ,「うっかり今回が初めてなので全く知らないです」という人も少なくないと思うので、軽く説明をすると,これからの時代に欠かせない共通語としての「英語」を身につけるべく,Speaking・Reading・Listening・Writingの具体的な勉強法アドバイスを,お伝えするのがこのコーナーなのですよ!!! そして,今回(5月)と次回(6月)はSpeakingについてアドバイスする回になっているわけなんですね。初めての方も準備はよろしいですかな? では,早速スタートしていきましょう!


Speaking トレーニング法(未来へ向かってStep-1)

 まず,Speakingトレーニング法の話をする前に…あなたのこんな声が聞こえてくるのですが,私の気のせいでしょうか?

 「Speakingから? 何で? マジ,アリエナクね? 普通,Readingからじゃね?」ついでに「マジ,大岩リスペクトじゃね? 大岩シブくね? 大岩の影,ブラッド・ピットに似てね?」という声も聞こえてくる気がする(聞こえてこい! さあ,こい! 毎日こい!)。

 …まあ,(後半はさておき)前半の声が大半だろうが,ズバリ言わせていただきたい。4技能なら,まずはSpeakingからが正解! 理由はいくつかあるが,その中でも大きな理由の1つが,「最も短期間で,ある程度の結果が出しやすい分野」だからである。確かに,満点はハードルが高いかもしれない。でも,5割の得点ならいける!「なんだ…5割か」と思うかもしれないが,この分野だけはなめてもらっちゃ困る。たとえ0点でも「自分,全くやったことないから」で逃れられるSpeakingという分野だからこそ,いきなり5割超えというのは,正直,メチャクチャテンションが上がるのだよ。体験すればわかる。絶対上がる。苦手であればあるほど,上がる,テンション。「あれ? 自分,結構いけるんじゃない?」とか思っちゃうし,思ったらどんどんトレーニングしたくなるので,もう勝ち確。そこから,「言葉としての英語トレーニング」が始まって,世界につながっていく。もう,人生も勝ち確。

 では,そんなトレーニング法を伝授! 非常に重要な三カ条を踏まえて,話を進めていこう。大きな声で三カ条を読んでから先へ進んでね。

《Speakingの心得 三カ条》
1:Enjoy making mistakes!(間違いを楽しめ!)
2:Speak clearly and slowly!(ハッキリ,ゆっくり!)
3:Speak in simple phrases!(簡潔な言い方で話せ!)

 まず,Speakingの前提は「自分が言いたいことが相手に伝わること」だよね。だから,トレーニングの最初は,正しい表現がわからないからと沈黙しないこと。これが今回伝授するトレーニング法ね。間違ってもいいので「自分は伝えたい!」という意思を相手に届けると,相手の好感度アップ! 何かを考えたい場合も,沈黙せずに「Well, ...」「Let me see, ...」などの「え~と~」みたいな表現を挟んで,「自分は言いたいことがあるので,ちょっと待って!」アピールをすることも大切。

 だいぶ前に私が受けたSpeaking試験で,「写真を説明しなさい」という問題があってね,正直,日本語でも説明できない写真だったのよ。見方が悪かったのかもしれないけど,何が写ってるのか全然わからないの(笑)でも,テストなので何か話さないと! と思って,適当に「Well, Oh, I don’t know what I should tell you about .... because I don’t understand what this picture is ... Is this like a desk? Or....Something that you can use to put your bags in? Mmmmmmmmm.... let me see.....it is too difficult for me to explain this picture because .....」とかね,全然絵の説明なんかしてないけど,時間いっぱいになるまで「本当は説明したいんだよ! 何の絵かわからんのよ!」というアピールしたら,結構点数もらえたからね(笑)

 要は,Speakingは,「伝えようとしていれば,いつかは伝わるときが来るので,伝わるまで心を折らずに話し続けられるか」というのが,特に初学者にとってはとても大切な心構えなんだろうね。だから,「わからないとか」「間違ったら恥ずかしい」とか,最初はそんなの一切関係なし! ハッキリ,ゆっくり,短い言葉で! このルールを守れば,最初から結構いけちゃうと思うよ。そして,せっかくのSpeakingコーナーなので,今回はSpeakingトレーニングの秘策をさらに2つ伝授してから終わろうかな。

 追加の1:質問を反復して使え!
 追加の2:知らない単語は関係代名詞で回避!

 1は,こんな感じ。「What do you want to study at college?」と聞かれたら「I want to study biology at collage.」のように「Where do you often go in your free time?」と聞かれたら「I often go to a library near my house in my free time.」のように,質問事項を反復して,自分で内容を作る部分を極端に少なくするトレーニングね。このトレーニングを続けると,解答に余裕が出てくるので,そうしたら自分なりの解答を少しずつ工夫しながらレベルアップさせていくといいよね。

 そして,2はこんなときに使えるんだよね。例えば,「elephant(ゾウ)」がわからなければ,「an animal that has a very long nose, and we usually see it in the zoo」のように言えば,相手は「ゾウ」とわかるわけだよね。関係代名詞は,speakingではとても便利な文法なので,苦手な人はこれを機に,ちょっと克服しておくといいかもね!

 おっと,今月もお時間のようですな。。。では最後にこの話だけ。近年では,Readingのみ学習をした者と,4技能をバランスよく学習をした者とでは,後者(4技能をバランスよく学習をした者)の方が,Readingの得点も高いというデータも出ているらしいんだよね。なので,Speaking対策も日常に取り入れてトレーニングして,英語力をガンガン伸ばしてね! では,さらなるSpeakingトレーニング法で,また来月お会いいたしましょう! お疲れ様でした!

記事画像
この写真を英語で説明してください

《解答例》
Mmmmmmmmm.... let me see.....
Someone is look through my camera.....
(is lookingなんじゃないの?とか,最初は気にしない!)

著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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