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第1回:「大学入試英語」では、すでに「4技能型」試験(Listening・Reading・Speaking・Writing)が導入されている!

  • 大岩ヒデキ先生の「英語4技能」はこうして磨く・鍛える!

 新年度,明けましておめでとうございます!!! 春ですなぁ!…と言いたいところだけど,旧暦ではすでに初夏。新学年がスタートしたばかりな気がするけど,「絶対に○○大学の卒業生になる!」という目標を掲げて,バリバリ学習を進めている人も少なからずいるという事実。行動が早い人,意識が高い人は,すでに結構先まで進んでしまっているという現実。そこで私は思うのです。ここを訪れてくれた『あなた』にも,ぜひ目標を達成して欲しい。そのためには,まずはあなたが越えるべき壁の現実を見て欲しい。そのためには,何をどうすればいいのかということを知って実行して欲しい。そんなことを,本当に思うのです。

 では,まず始めに質問ね。…『正しく行動するために,目標を達成するために絶対に欠かせないもの』って何だと思う? 例えば,キュウリが欲しい自分がいて,「あの店で売ってるよ」と書籍専門店を教えられ,買いに行ったとしたら,あなたは「キュウリを買う」という目標が達成できるだろうか?…100%無理だよね。ん? バカにしてるのかって? いやいや,とんでもない。バカにしていると感じているとすれば,それはあなたが「書籍専門店にはキュウリがない」という情報を持っているからであって,情報を持っていない者にとっては,「キュウリを買う手がかり」にしか思えないだろう。もちろん,その手がかりを頼りに書籍専門店へ足を運んでも,この時間と労力は無駄に終わるけどね。

 『正しく行動するために,目標を達成するために絶対に欠かせないもの』は,いつも『正しい情報』だということは覚えておこう。だから,大岩とかいう予備校講師の個人ブログの情報を信じるのではなく,信頼のおける受験情報誌である『螢雪時代』を読んだり,『パスナビ』を読んだりするわけでしょ? もちろん真実は,時間の経過と共に変わることがある。例えば,計画自体が変更になって,試験形式が変わってしまうなんていうのはその一例だよね。だから,『あなた』は,自分の目標に向かっていくために必要な情報は,常に電波良好にして,最新の情報=最新の真実を正しく手にしていないといけないんだ。

 これから1年間,私,大岩ヒデキ(予備校講師やってます)が,『その時間での真実』を伝え,正しい『壁の高さ』を認識してもらい,『その壁を効率よく越えるための方法』を,『あなた』に情報として提供していきます。その情報を,どう活かすのかは『あなた』次第になるけど,きっと最高の形で活かしてくれる。そう,私は信じています。では,最初の情報として,こんなのから確認してみましょうか。大学生になりたいのなら,いや,なるのなら,絶対に知らなければいけない情報の1つです。


『今の大学入試の合格者数』について

 大学の合格者数が減っている。この情報は知ってた? これは,地方創生政策の一環でね,簡単に言うと,特定の大学にばかり人が入学しないようにするためなんだよね。例えば,以前は定員100名のところに120名入学させちゃったりしてたんだけど,2018年はMAXで110名,2019年にはMAXで定員通りの100名までしか入学させちゃダメよ! 入学させたら補助金出さないよ!!! って国が指導したのね。その結果,例えば,今年の早稲田大学の合格者数は昨年より1889人減って,おおよその倍率は6.0倍→7.1倍に跳ね上がったわけ。しかも,上記のように,2019年まで合格者数はさらに減り倍率も跳ね上がることは,情報として知っておかないとね。合格できるものもできなくなるからね。でも,まだ知らない人の方が,もしかしたら多かったりするんだよね。怖いよね。この情報を,『知っただけ』では知らない人と大差ないけど,知って行動に移せる人は,圧倒的に有利になるよね。


『これからの大学入試英語』について

 次は,大学入試英語改革の情報ね。『2020年』が大学入試英語改革のキーワードだったんだけど,つい先日『現行のセンター試験形式が2023年まで併存』という発表が。知ってた? そもそも,どのように入試英語が変わろうとしているのかは知ってる? 主に,国公立大学の一次試験として受験される『現行のセンター試験英語』は,『筆記』と『リスニング』という,いわゆる2技能型入試として実施されているんだよね。それを,今後は『Listening』『Reading』『Speaking』『Writing』の直接的,かつ複合的な力を問う『4技能型入試』に替えていこうではないか!!! というのが,今回の入試改革のメイン。ここで,「ああ,自分はまだ4技能型入試は関係ないや。よかった~。」と思っちゃった人は,現時点の情報戦ではカナリの遅れを取っているので,ここでしっかり追いついて,追い越そう!!!

 実は,大学入試の一形態として,すでに4技能型の試験は導入されており,2017年度(現在の大学1年生)では『110もの大学』が利用。合格した多くの受験生が4技能を使いこなす英語力を兼ね備え,大学生としてスタートしているという現実。そしてそれは,大学入試会場で受ける試験ではなく,「英検」や「TEAP」に代表される4技能型の『外部検定』が利用されているという事実は知ってた? 『外部検定利用入試』は,一例だけど,「英検準1級=みなし満点」とされ,『入試科目の英語を満点とし,受験は免除』とする大学や,『英検○級以上でないと出願できない』などの出願制限がある大学が採用しているんだ。自分が受験する大学は,どのような条件が付いているのかの情報は正確に手に入れておいてね( パスナビ・大学のHP・入試要項などでこまめにチェック)。

 今,日本は分岐点にある。そう思うんだよね。人口は減少の一途をたどり,外国からの移民を毎年20万人ずつ受け入れれば,日本の人口1億人を100年後も維持できるという国の試算さえ目にする状況。マイナス面に目を向けるなら,海外で仕事をしようと,国内で仕事をしようと,「共通言語」を使うことができない者は,そう遠くない未来で,想像が難しくない生活を余儀なくされるということなのかもしれない。一方で,絶対的なプラス面に目を向ければ,世界に目を向ける時代が,世界を舞台に活動する時代が確実にやってくるということだ。誰もが共通言語として「英語」を使い,日本という枠に捕らわれずに未来を想像し,創造できる時代が確実に。そう思わないかな?

 そんな時代を楽しむために,絶対に欠かせないのは共通語として使われる「英語」なんじゃないかなって,思うんだよね。入試のためだけでなく,未来へつながる英語力。これから1年間,「Speaking」「Reading」「Listening」「Writing」の具体的な勉強法アドバイスを,ここで伝えちゃう予定です。正しく知って,正しく行動して,正しく自分の力が発揮できれば,どんな未来になるのでしょう!? いよいよ来月から,まずは数回に渡って「Speaking」からいっちゃいますよ! では,また来月,この場所でお会いいたしましょう! 今月はここまで!お疲れ様でした,大岩ヒデキでした。

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有名なタワーの前で
著者プロフィール
大岩ヒデキ先生

大岩秀樹先生

東進ハイスクール・東進衛星予備校の英語科の人気講師。英語が苦手な生徒を英語好きに変えてしまうという、情熱とユーモアあふれる わかりやすい授業は大好評。レベルを問わない「本物の基礎力」の養成にこだわった英語力アップを唱え参考書の執筆等も手がけている。血液型:B型。福島県出身。 主な著書に『大岩のいちばんはじめの英文法(英語長文編)』(東進ブックス)、「高校 とってもやさしい」シリーズの『英文法』『英文解釈』『英語のワーク』(いずれも旺文社)。2015年4月21日に『高校 とってもやさしい英文法 改訂版』が刊行。

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