「No.1 グローカル大学」として、グローバル時代の地域マネジメント拠点をめざしている小樽商科大学が「商大フェア～グローカル人材の育成に向けて～」を開催し、学生が企業した「株式会社SEA-NA」と「NPO法人 EGA-O」が参加した。

　「株式会社SEA-NA」は、小樽商科大学商学部社会情報学科木村ゼミナールの学生が、「マーケティング・会計」の知識や「情報工学」の技術を生かし、2008年９月に起業。現役学生の目線でコンテンツを開発し、グッドデザイン賞を受賞したデジタルサイネージコンテンツの制作・保守・運用をはじめ、寿司屋や保育園などのWebサイト制作、映像制作などを行っている。イベント当日は、「株式会社SEA-NA」がこれまでの活動実績を紹介。さらに、学生と地域住民が一体となって小樽の活性化やまちの記憶の維持・活用を行うことを目的とした「NPO法人 EGA-O」の設立総会を行った。

　小樽商科大学では、起業をめざす学生をサポートする施設「学生起業サポートルーム」を2016年３月に設置。同施設を拠点に、今後も起業をめざす学生の支援を推進していく。

「NPO法人 EGA-O」設立総会の様子

この記事は「螢雪時代（2016年８月号）」より転載いたしました。