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焼酎かすで充電池を製作する方法を開発

福岡工業大学

  • [2016/7/12]

 工学部電気工学科の田島研究室が、焼酎製造時に生じる「粕(かす)」を活用した充電池を開発した。この充電池は瞬間的に大きな電気を充放電でき、将来的には電気自動車、小型モバイル機器、家庭用の充電池などへの実用化が期待できるという。廃棄物を使用するため、低コストなうえ、放充電の際に劣化が少なく長期間使用できるのが特長。

 九州は、焼酎の生産量と消費量ともに多い地区。そのため、九州では焼酎かすが大量に発生する。その処理や有効利用が課題となっていた。そこで本研究では、焼酎かすを炭化させ、それを加工して、充電池を作製する方法を開発。活性炭の表面にある微細な隙間に多数のイオンが付着し放出される現象を利用する。

 レアメタル等を使わず、廃棄物を使用するので低コストで、環境にも優しい充電池。今後は、その能力を向上させ、実用化を目指す。災害時などの非常用電源として活用できるような研究開発も進められる予定だ。


この記事は「螢雪時代(2016年7月号)」より転載いたしました。


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