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自然のバランスのカギは「ほどほど」に繋がること

島根大学

  • [2016/6/15]

 島根大学 生物資源科学部の舞木 昭彦准教授は、「たくさんの生態系がみんな異なっていて、しかも分断されたり繋がりすぎたりせず、互いの間を生物がほどほどに行き来できること」が自然のバランスを保つカギであることを世界で初めて突き止めた。

 この研究により、従来言われてきた「生物の種類が増え、複雑になるほど、生態系は不安定になり維持しにくくなる」という、ロバート・メイ博士の理論に反する結果を導き出した。現実と矛盾すると言われてきたメイ博士の理論を逆転するものだ。

 舞木准教授らが今回発見したのは大きく分けて2点。生態系の生息空間が分断されすぎず、移動が簡単すぎず、ほどほどに移動できる環境が、生態系を維持しやすくなること。そして種数が多く、生物種同士の関係の数が多いほど、生態系の安定性が高まるということだ。

 この発見により、生息環境破壊による生物多様性の喪失を食い止める、新たな技術・方策の開発につながると期待されている。  


この記事は「螢雪時代(2016年7月号)」より転載いたしました。


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