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能登半島の里川にすむカワヤツメの人工ふ化に成功

石川県立大学

  • [2016/2/8]

 石川県立大学生物資源環境学部環境科学科の柳井清治教授の研究室では、能登半島の里川から捕獲したカワヤツメの人工ふ化に成功した。この魚は無顎類と呼ばれ、脊椎動物の最も原始的な形態を持つグループの生き残り。北海道から山口県まで生息する回遊魚だが、全国的にその数が大きく減ってしまい、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

 柳井研究室では、4月に地元川漁師から能登町を流れる町野川に遡上してきたカワヤツメの提供を受け、生簀で蓄養。成熟させたあと卵をとり、人工ふ化して約1万尾の稚魚を得ることに成功した。

 その稚魚の一部を使い7月下旬、地元柳田小学校6年生約20人を対象に放流会を実施した。カワヤツメの生態や人工ふ化の説明後、顕微鏡を用いた稚魚観察や地域に伝わる伝統的漁法の実演と放流を行った。この試みは地元の子どもたちにカワヤツメの生態と保全の意義、地域のヤツメ文化を理解してもらい、貴重な地域資源を次世代につなげる一歩になると考えられている。




この記事は「螢雪時代(2016年1月号)」より転載いたしました。

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