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外部検定利用入試を徹底解説!【第2回】

「英検®、TOEFL®、TOEIC®、TEAP…」入試に使える【英語外部検定】どれを受けたらいいの?

前回は「大学入試英語成績提供システム」の導入が見送られても、 「英語外部検定利用入試(=外検入試)」を実施する大学が増えることをお知らせした。
今回は外検入試で利用される外部検定(英検®、TOEFL®、TOEIC®等)について見てみよう。
外検入試に出願するには、どの外部検定を受ければいいのか、参考にしてほしい。

※ 英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

どの外部検定を受ければいい?

 外検入試でどの外部検定を利用できるかは大学によって異なる。「A大学は英検、TOEFL、TOEICがOK」「B大学はTEAPのみOK」といった具合だ。検定によっては志望校で利用できない場合もあるので注意しよう。

 志望校が決まっていれば、入試ガイドやホームページで利用できる外部検定を調べよう。未定なら、多くの大学が採用する汎用性の高いも のを受験するのがポイントだ。各大学で利用できる外部検定の採用率を見てみよう。

大学が入試に利用した主な外部検定の採用率(2020年度)

大学が入試に利用する主な外部検定の採用率
  • 各大学にて外部検定を利用した入試方式を100とし、それぞれの外部検定が採用されている割合を算出。
  • 原則、学科単位で集計。1つの学科で複数の入試方式がある場合、外部検定の利用内容が同じなら「1」、異なるなら別々に集計。
  • 2021年度から、当集計の一般入試は「一般選抜」、推薦・ AOは「推薦型・総合型」に名称変更。
  • 各外部検定の採用については、募集要項に記載されている ものをすべて計上。「それに準ずる外部検定でも出願可」のような記載の場合は、上記すべての外部検定が採用されているとして計上。募集要項の文面から記載以外が有効と読み取れない場合は採用としていない。
  • TOEICはTOEIC LRとLRSW、TOEFLはiBTとJC、 TEAPは2技能と4技能を合算し算出。

 一般選抜(旧:一般入試)、学校推薦型選抜・ 総合型選抜(以下、推薦型・総合型と略。旧: 推薦・AO)ともに高い採用率を誇るのは「英検」だ。英検が多くの大学で認められているのは、日本の高校生が学校で習う内容に沿って問題が作られていることが理由だ。
 続いて、ビジネス英語力を測る「TOEIC」、海外大学へ留学する際の英語力を測る「TOEFL」、日本の大学入試専用に開発された「TEAP」(ティープ)も高い採用率となっている。

TOPICS:英検の新方式「英検2020 1day S-CBT®」とは?

英検の新方式「英検2020 1day S-CBT®」(以下、S-CBT)がスタートした。2021年の「大学入試英語成績提供システム」の認定試験として開発されたCBT(Computer Based Test) だ。同システム導入は見送られたが、各大学が 独自に利用できる英語検定試験として実施される。従来型の英検と同じ級・スコアが取れ、問題形式や難易度も同じだが、1日で4技能全て受験できるところがポイントだ(従来型は2日間)。
従来型や「英検CBT®」との併願可。英検CBTと比べ、①コンピュータ画面上に表示される問題に解答、②Speakingはヘッドホンのマイクに吹き込む、という点は共通し、③解答方式が「英検 CBT=コンピュータに入力(Writingはキーボード 入力)/S-CBT=マークシートと手書きの併用」という点が異なる。S-CBTは全国112エリアに会場を設置。年2回の検定期間(第1回=4~7月、第2回=8~11月)内で、原則、毎週土・ 日曜に実施される。詳細は、日本英語検定協会のホームページを見てほしい。

どのくらいのレベルで出願できるの?

 このグラフは大学が2020年度の外検入試で設定している英語レベルを一般入試(一般選抜)と推薦・AO(推薦型・総合型)で集計し、英検級に換算したものだ。多くの入試で準2級~2級が求められているのがわかる。
 一般選抜と推薦型・総合型を比較してみると、一般選抜の方が比較的高い英語レベルを求めている。推薦型・総合型では面接などで多面的な評価を行うため、求める英語力はそれほど高くない場合が多い。

外検入試で求められた英語レベル(2020年度)

外部検定 レベル対照表
  • 英検を対象として、各入試で設定されている級とCSEスコア(全ての級の共通尺度に沿った得点)を、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠。外国語学習者の修得状況を示す国際的な尺度)にあてはめて算出。ここでは、CEFRではなく英検の級で表示した(A1≒3級、A2≒準2級、B1≒2級、B2≒準1級、C1≒1級)。募集要項の記載に級・CSEの指定がないものは除く。
  • 外部検定の級・スコアに応じて段階的に優遇を行う場合、最易級のみを集計(例:「準2級=70点、2級=80点、準1級=100点」とみなす場合、準2級のみ計上)。
  • 小数点以下の関係で、合計が100%を超えることがある。

外検入試で採用された外部検定の例(2020年度)

実際に大学が採用している外部検定とそのレベルの例を見てみよう。

早稲田大−文・文化構想
【一般入試 英語4技能テスト利用型】

英検CSEスコア=2200(500)、TEAP= 280(65)、IELTS=5.5(5)、TOEFL iBT =60(14)、GTEC CBT=1100(250)、など

※ Reading,Listening,Writing,Speakingの各技能の基準点あり(カッコ内)

立命館大−経済
【一般入試 センター試験方式※1】

英検準1級、TEAP=334、IELTS=5.5、 TOEFL iBT=72、GTEC=1260※2、など 英語を満点に換算

※1 2021年から「共通テスト利用方式」
※2 オフィシャルスコアに限る。

九州工業大-工
【推薦入試Ⅰ】

[採用]英検、TEAP、IELTS、TOEFL iBT、TOEIC、GTEC、ケンブリッジ英検、など
[換算例]英検準1級以上=30点、2級=27 点、準2級=18点 面接<800点満点>に 加点

関西学院大-総合政策
【グローバル入試Ⅱ】

英検2級(またはCSEスコア1950)、TEAP =225、TEAP CBT=420、IELTS=4.0、 TOEFL iBT=42、GTEC=960※、ケンブ リッジ英検=PET、など

※オフィシャルスコアに限る。

 今回紹介した外部検定は、実施日程(試験日や年間の実施回数)や試験会場、検定料もさまざまだ。その中でも、高校生にとって最も身近な検定のひとつの「英検」は、日本全国の試験会場で受験できることが特長だ。
 今年度の第1回検定の申込締め切りは4月下旬となっているので、外検入試利用の第一歩としてチャレンジしてみるといいだろう。

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