page_top

センター試験 英語リスニングの大問別解法講座解法習得編

[キーワード]をキャッチ

[キーワード周辺]を再確認

第4問 B
第4問Bは問23から問25までの3問です。長めの会話を一つ聞き,問23から問25の答えとして最も適切なものを,四つの選択肢( ① 〜 ④ )のうちから一つずつ選びなさい。
会話の場面
英語の授業で,Yusuke, Shoko,Megumiが防災訓練プログラムについて話し合いをしています。

問23 Which of the following does Shoko suggest doing?

A common and ordinary activity.
An educational activity with a lecture.
A firefighting demonstration.
An activity with benefits.

問24 Which of the following does Megumi suggest doing?

Asking local people to sing and dance.
Collecting a donation for snacks and drinks.
Playing soccer and baseball with local people.
Singing and dancing for local people.

問25 Which order of events best matches the students’ plans?

firefighting demonstration → lectures → singing and dancing performances.
lectures → quizzes → singing and dancing performances
singing and dancing performances → lectures → quizzes
sports experience → lectures → quizzes

細部よりも全体の把握を!
議題+意見の“中心・違い”を整理

3人による討論を聞いて3問の設問に答える問題。討論という性質上,それぞれの意見を追うのに忙しくなりがちで,難易度は全問題中で最も高い。当然,苦手にする受験生は多い。
 そこで,第4問B攻略の突破口となる「形式の特徴」を正しく理解することが重要だ。討論を聞き取らせる問題の出題目的は,「3人がそれぞれどんな意見をもっているか,対立点はどこか」をはっきり理解できているかを問うことにある。3人の主張の細部について問題にするだけでは,討論を聞かせる意味がなく,第4問Aとの違いがなくなってしまう。したがって,この問題では,それぞれの主張の細部を問うよりも,「どんな議題に対して」「誰がどんな意見をもち」「3人の意見はどこが違うのか」に設問の焦点が当てられる。第4問Aがストーリーの細部についての問題であるのに対し,Bは<主張内容と差異>という討論の「図式そのもの」が把握できているかが問題にされる,ということを理解しておくことが重要である。そして,これがイメージング並びにリスニングに際しての待ち受けの基本姿勢になる。
 聞き取りの分量は他の問題を圧倒するものの,特別高いスタミナが求められるわけではなく,第3問Bと第4問Aであわてないだけのリスニング姿勢が身についていれば十分である。
 とはいえ,2018年も「差がつく問題」になるはず。「図式の把握」に集中して,十分なイメージング作業のあと,ファーストリスニングではそれぞれの主張の中心を意識した聞き取りを,そしてセカンドリスニングでは全体の図式を再確認する聞き取りを意識して対策問題に取り組もう。

解法のポイント
●着眼点は「討論の図式」。事前に設問からおおまかな流れを確認する!
●1st=「主張の中心」の把握,2nd=「違い」の確認のイメージで聞く!