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合格最低点の活用法

受験生は誰しも志望校合格のために、「どれくらい点を取れば合格できるのか」と不安なことだろう。そこで目安となるのが、「合格最低点」だ。
もちろん、年ごとの入試問題の難易や倍率の変動、科目数や配点の変更などによって、合格最低点も上下する。だから昨年の合格最低点より高い点を取れば今年も必ず合格できるとは限らないが、それでも、具体的な合格者像をイメージできる、最も現実的な目安であることは確かだ。

過去問を解く

過去問を解く

まずは、志望校で課される科目の過去問を解いてみよう。過去問を解くことによって、「入試の出題形式・傾向を知る」「解答手順・時間配分のコツをつかむ」「自分の実力(入試レベルとの差)を知る」などさまざまなメリットがある。

自己採点をする

自己採点をする

過去問を解いたら採点しよう。パスナビの過去問では問題と解答・解説も掲載している。
個別試験は配点が公表されていないため、過去問を解いても正確な得点がわからない。だが、おおよそでもかまわないので予想得点を出してみよう。部分点の採点については、先生に相談してみるのもいいだろう。

志望校の配点に換算する

自己採点したら、志望校の配点に換算しよう。とくに志望校が「傾斜配点」(大学が独自に設定した配点)の場合は、科目ごとに換算する必要がある。例えばセンター試験の国語は200点満点だが、志望校の配点が100点の場合、「素点」(センター試験の基本どおりの得点)で140点取っても、その大学では70点となる。
同じ大学・学部でも学科により配点が違うケースが多いので注意が必要だ。
以下に具体的な配点換算の例を紹介する。

配点換算の例

青山学院大学理工学部数理学科 2017年度センター試験利用入試

青山学院大学理工学部数理学科 2017年度センター試験利用入試

上記の入試は、数IA・数IIBは素点、物理は100点満点を倍の200点に換算、英語(筆記)は200点を160点、リスニングは50点を40点に圧縮して換算している。

得点表

自分の得点が 数IA=90。数IIB=90、物理=90、英語=150、リ=40だった場合、換算得点は、数学=180、物理=180、英語=152、合計得点=512点となる。 各大学の科目や配点はこちらで検索して調べることが可能だ。

合格最低点を確認する

合格最低点表

志望校の配点に換算したら、受験予定の入試の合格最低点をチェックしよう。自分のテスト結果が合格最低点に達しているかどうか、達していない場合はどの程度達していないのか、を確認しよう。現在の自分に何が足りないのかを知り、今後の勉強では何に時間を使っていけばよいかを知ることで合格に近づくことができる。
各大学の合格最低点はこちらで検索して調べることが可能だ。