「濃厚接触者」は無症状なら条件付きで受験可
急な体調不良にもあわてずに…
感染者の増加が止まらない新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ禍)。
入試シーズンを迎え、さらなる拡大が懸念される。感染した受験生の受験機会を確保するとともに、感染拡大を防止し、安全に受験できるようにするため、国も各大学も、さまざまな対策を講じている。
ここでは大学入試センターが発表した、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の当日におけるコロナ禍への対応について、その概要を紹介する。万が一の場合でも、あせらずに対処しよう。
さる11月6日、大学入試センターは「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト新型コロナウイルス感染症予防対策等について」という、共通テストのコロナ禍対策を発表した。受験者には次のような行動が求められる。
試験日の約1週間前(感染が拡大した地域は約2週間前)から体温を測り、『受験上の注意』の「健康観察記録」を活用して体調を管理する。