2018年入試で最も注意すべきは、やはりセンター試験の受け方やスケジュールだ。特に理科の実施方法が複雑(基礎を付した科目と付さない科目、4種類の選択パターンなど)だが、志願票に記入した教科(理科は選択パターンも)のみ受験できるので、それが「受験票」に正しく登録されているかを確認し、誤りがあれば受験票の再発行が必要だ。また、自分の志望校が、センター試験の地理歴史・公民、理科の成績をどのように利用して判定するか(第1解答科目か高得点科目か)、理科はどの選択パターンで受験可能かを再確認し、対策を立てる必要がある。以上の注意点も含め、「出願→受験→合格発表→入学手続き」までのスケジュールの重要ポイントを紹介しよう。
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受験プランを立てる
「2018年大学入試・受験スケジュール」で大きな流れをつかんだ上で、出願大学・学部や受験日程のプランニングをしよう。
志望大学・学部の日程上、どうしても仕方ない場合は別として、試験日が何日も連続するのは原則避けた方がいい。受験本番はかなりのエネルギーを消耗するので、試験日の間は1~2日空けよう。ただし、試験日の間隔が開き過ぎるのも、できれば避けたい。緊張感が続かず、集中力が途切れるからだ。また、遠隔地の大学を受験する場合、移動時間も考慮して日程を組もう。
募集要項を手に入れる方法
各大学とも12月15日までには募集要項(願書)を発表・配付する。なるべく早く入手して、入試科目・配点や日程を最終確認し、余裕をもった願書提出や受験料振り込みをしよう。請求方法(または入