インターネット出願を行う大学は、すでに2017年入試で私立大全体の過半数を超えたが、2018年入試では、国公立大でも導入が本格化。「ネット出願」を行う国公立大は、前年に比べ倍増した。その最新実施状況を、大学へのアンケート結果をもとに紹介する。
神戸大など24大学で新たに導入。43大学で対象の入試を全面移行
『螢雪時代』では全国公立大学(新設予定2校と公立に移行する私立1校を含む)に対し、2018年(以下、18年)入試におけるネット出願の実施についてアンケート調査(8月9日締切)を行い、国立81大学、公立90大学の計171大学から回答を得た(留学生・帰国生・社会人等の特別入試は対象から除外)。
本調査における「ネット出願」は、大学ホームページの専用画面で、入試に対しエントリー(住所・氏名等の個人情報、受験希望の学部・学科等、方式・日程等を入力し、登録または受験番号が発行される)の段階まで可能な出願(調査書、作成した出願票の印刷等を郵送して完了)に限定した。