“併願”は多くの受験生にとって、滑り止めを目的とした守りの手段かもしれない。
だが、併願の仕方によっては、第1志望校合格を引き出すための攻めの手段にもなる。
ほかならぬ1校の合格を手にするために、どのような併願をすればいいのか?
併願プランニングの柱となる5つの要素別に、押さえるべきポイントを解説する。
螢雪アドバイザー 堀 浩司 先生
難関大併願プランニング 1【難易度】
高すぎても低すぎてもダメ!
適度な挑戦が好結果につながる
合格の可能性と本命校への影響を見極めて判断する
難易度と入試科目は、受験結果に直接関係する重要な条件だ。併願校の難易度を検討する際は、難易ランキング表の数値を表面的にとらえるだけでなく、現在の学力状況と受験までに期待できる伸び、各大学の試験との相性も考慮して、合格の可能性を慎重に見極める必要がある。