難関大学に合格するには、夏休みの学習プランをどのように立て、勉強をしていけばよいのか。
また、生活リズムやメンタルをどう整えていけばよいのか。
その秘訣を、多くの生徒を難関大学に送り出してきた、全国屈指の進学校の先生方に教えていただいた。
無理のない計画で記述力を意識した基礎固めを
東京都立国立高等学校 進路指導部主任
西田 環先生
東京大19名/一橋大22名/京都大10名
など国公立大に 213名合格
弱点をどう克服するかで秋以降が変わる。
自分の実力を俯瞰しよう
北海道札幌北高等学校 進路指導部
眞奥 久史先生
北海道大117名/東京大7名/京都大4名
など国公立大に 261名合格
原則、規則正しい生活を心がければ 成績は必ず向上する
熊本県立済々黌高等学校 進路指導主事
篠塚 年洋先生
東京大2名/京都大4名/九州大53名
など国公立大に 328名合格
夏の誘惑に負けるな計画的に自分を律して合格に突き進もう
大阪府・清風南海高等学校 高3学年主任
宇田川 真先生
東京大5名/京都大23名/大阪大30名
など国公立大に 232名合格
夏の学習プランを立てる際のポイントは?
Answer...眞奥先生
日常の延長線上が夏休み。夏休みの計画のヒントは手元にあり
夏休みは何でもできる特別な期間ではありません。あくまでも、日常の延長線上にあるので、受験に対してどのように向き合うかが大切です。これまで受けた模試の結果を振り返り、自分の学力のどこが弱いのかを確認し、自分の学力の「穴」を整理してほしいです。これらを順序立てて学習計画を立てます。夏休みが始まる前には、すでに自分のやるべきことが見えていることが大切で、それにより良いスタートが切れると思います。