高配点となり重要度も大きくアップした共通テストの「英語 リスニング」。
高得点に向け、いま何をするべきか?3つのポイントをアドバイスする。
(株)プラスティー教育研究所 浄泉 和博先生
1991年生まれ。神奈川県出身。東京外国語大学英語専攻卒業、同大学院英語教育学専修コースを早期修了。私学英語教員を経て、学習塾プラスティー英語科講師として小学生から大学受験生まで幅広く英語指導を担当する。
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出題内容を知る!
日常的に使う多様な英文で思考力・判断力を問う出題
2021年の共通テスト「英語 リスニング」は、大問数6、マーク数37の構成。聞き取る内容が短い第1問~第3問の配点の合計は、100点満点のうち59点と6割近くを占める。一方で、長い文章や対話を聞く第5問・第6問の合計は29点と低くなっている。読み上げられる英文の使用場面は、日常生活や学校生活を軸としつつも、具体的な状況は、短い発話や会話、説明、講義、ディスカッションなど多岐にわたり、受験生にさまざまな種類の英文を聞いてほしいという意図がうかがえる。