難関大対策に必須の作業。過去問を解くのもオススメ!
特に、ハイレベルな難関大を目指す場合、入試攻略のカギを握る重要な作業となるのが、入試の"出題分析"だ。どういった問題が出て、どのような学力が必要になるのか、入試問題の出題傾向や独自の特徴を把握できれば、志望校の入試にピタリと照準を合わせたより効果的な受験勉強のプランが立てられる。さっそく志望校の過去問や共通テストの問題を入手し、各受験科目の出題内容を分析しよう。受験勉強の方向性や必要な学習に関する多くの指針を得られ、手間をかける価値はある。
もう一つ、出題分析とセットで行いたいのが、自分の学力の"現状分析""だ。出題傾向と現状学力の2つを正しく把握し、比較することで初めて、必要な受験勉強の全体量・内容を割り出すことが可能になる。現状分析のアイテムとしては、教科書や網羅型の総合参考書のほか、模試などの試験結果、使用ずみの問題集も役に立つ。 広い視野で現状と課題を確認してほしい。
さらに、出題分析と現状分析の一環として、志望校の過去問一式(共通テストも含めて)を実際に解いてみるのもオススメだ。志望校とのレベル差を実感でき、目標設定に役立つ。