学校推薦型選抜(旧:推薦入試)や総合型選抜(旧:AO入試)の選考方法の一つに口頭試問がある。口頭試問は面接官が学科・専攻関連の知識や、受験した小論文・学力試験などについて質問するもので、理系の大学・学部などでの実施が目立つ。今回は口頭試問の攻略法などについて、小松 旭先生に教えていただいた。
北海道札幌北高等学校 進路指導部部長
小松 旭 先生
一般的な面接との違いは?
口頭試問はズバリ、学力が試される!
口頭試問はズバリ、受験生の学力や適性などの能力を見るために行われます。一般的な推薦の面接は志望動機が明確かどうかに重点が置かれますが、口頭試問がある面接では、志望動機が明確であることは当然です。それよりも面接官が知りたいのは、「この受験生は本当に頭がよいかどうか」です。そのために、面接官の専門性を活かした鋭い質問が、受験生に矢つぎ早に繰り出されます。
第1のパターンとして、受験生に共通する質問事項があるでしょう。第2のパターンとして、