新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、学校の休校などイレギュラーが相次いだ今年。
ウイルス第二波への懸念もあり、夏以降も不安な状況が続く。
そこでどんな状況でも目標=志望校合格のため、ブレずに勉強できる計画と習慣作りのコツを独学で東大とハーバード大学院に合格した独学の達人に学び、逆境にも負けない自分に出会う夏にしよう。
本山 勝寛さん
日本財団子どもサポートチームリーダー。高校までは地方の公立校に通い、独学で東京大学とハーバード大学院に合格した独学の達人。著書に『最強の独学術』、『最強の暗記術』(ともに大和書房)など。
逆境でも勉強を続け
目標をつかむ独学の力
目標達成には、適切な目標設定と計画、日々の勉強習慣が必要です。
本山さんの独学による目標達成のご経験を教えてください。
私が東大受験を決意したのは高校2年の冬で、本格的に勉強を開始したのは3年になる前の春休みでした。その時点の模試ではE判定で、先生からも「合格は難しい」と言われました。しかし私は「まだ勉強していないだけ、勉強すればできるはず」と考え、自分自身で東大合格までの学習計画を立て、日々勉強を積み重ねることで成績を上げ、1年間で東大に合格できました。周囲のように塾などに頼れない状況で合格できたのは、この独学を実践できたからです。
目標設定 ⇒ 適切な計画 ⇒ 日々の習慣 ⇒ 目標達成