センター試験まで残すところあと2か月あまり。
最後の伸びや本番のパフォーマンスを左右する最大の要因となるのが、心身のコンディションだ。
無理をしがちなこの時期こそ最終調整を意識し、ベストな状態に仕上げてライバルと差をつけよう!
監修:医学博士・健康科学アドバイザー 福田千晶 先生
心身の状態が意欲・集中力、
パフォーマンスを左右!
勉強でもスポーツでも、心や体の調子が良くないときは、意欲も集中力も低下し、結果的にパフォーマンスが大きく低下する。受験する日までベストな状態で走り続け、絶好調で試験に臨むには、これからの直前期はガリガリと勉強することよりもむしろ、心身のコンディションを万全に整えることに意識を向けるべきだ。
心と体は表裏一体で、心の不調は腹痛や食欲のムラ、不眠、肌荒れ、腰痛といった体の不調となって現れる。また、風邪をひくなどして体調が優れないと、気持ちもふさいでしまう。不調を放っておくと、本番を迎える頃に悪化して最悪の事態を招きかねない。勉強スタイル、メンタル、食事、睡眠、生活リズムなどをもう一度見直し、普段からメンテナンスしておこう。
きちんと心身のメンテナンスができていると、そのこと自体が自信につながり、気持ちに適度なゆとりが生まれる。このゆとりこそが、直前期に固まりがちな心と体をほぐし、日々の勉強、そして本番に集中するのに最適なコンディションを生み出すのだ。
