センター試験で最大の得点を獲得するには、残り60日を活かしきる戦略的な対策が不可欠!
一心不乱に目の前のことを片付けるだけでは、時間と労力に見合う成果は得られない。
あと60日、どのような戦略と方法で得点最大化を実現できるのか、清水章弘先生に伺った。
㈱プラスティー教育研究所/代表取締役 清水章弘 先生
センター試験まで残り60日。誰もがセンター対策のことを気にしていることだと思う。とはいえ、その本質を理解しておらず、間違ったやり方で対策を進めている受験生が多いのが実際だ。直前期の過ごし方ひとつで結果は大きく変わる。効率的に対策する戦略と方法を学び、残された時間を有効に使ってほしい。
では、残り60日で「得点力」を最大限高めるためには、どのような戦略に基づいて対策を行えばいいのか?そのカギとなる考え方が「逆算的思考」だ。例えば、同じ時間であれば、得点力が伸びきった得意科目よりも、伸びしろの大きい苦手科目に注力するという考え方だ。
これまでは「どうやったら学力が伸びるか」という積み上げ式の思考をしてきた人が多いと思う。だが、今後は「本番で最も高得点をとれる対策内容・勉強法は何か?」という思考に切り替え、得点力を効率よく伸ばしていこう。
■センター得点最大化を実現するプロセス■
Step1 まずは自分の“現状の実力”を直視する
Step2 科目ごとに目標とのギャップを明確にする
Step3 苦手・弱点と向き合って得点源へと強化する
Step4 「自分模試」で予行練習し、得点力を磨き上げる