読者のみなさんは、受験生として最後の夏休みをどう過ごしただろうか。
全力でがんばってきたからこそ、体も心も疲れがちなこの時期だけど、ここから合否を決するのは最後の最後まで〝やり抜く力"だ。
前に進む力を持ち続ける極意を、清水章弘先生がエールとともに伝授する。
㈱プラスティ教育研究所/代表取締役
清水章弘 先生
受験生の心を折る4つの「病」を解説
だからあなたはやり抜けない!?
夏休みも終わり、いよいよ本番が近くなってきました。受験生はまさにもう一度気合いを入れなおしてがんばろうとしている時期かと思います。「やらなきゃいけない!」と頭はでわかってる。でも、なかなか動けないことも多いですよね。気持ちだけが空回りして、時間は過ぎていくばかり。そうならないように、正しい勉強のやり方を学びましょう。「がんばる!」という精神論も大事にしつつ、どうやればがんばる「仕組み」が作れるかを紹介したいと思います。
受験生の足を引っぱる4つの“病”とは?
下の症状、どれも心当たりがある受験生が多いのではと思います。
① 勝てる気がしない病
成績が上がる気がしないと悩んでいるあなたへ。がんばりが成果に出ないときの考え方、対処法を説明します。
② だってしょうがない病
自分でもわかっているけど、言い訳が多くなってしまうあなたへ。言い訳をやめて改善につなげる方法を伝えます。
③ 勉強に手がつかない病