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《キムタツ先生から受験生へ》合格をつかみ取るための3つのマインド

  • 《キムタツ先生から受験生へ》合格をつかみ取るための3つのマインド
  • [2019/3/29]

新年度がスタートし、受験生モードに入った人、まだ入っていない人、すでに入っている人など、状況はさまざまだろう。いつから始めたにせよ、終わる時期が決まっているのが受験勉強。来年の今頃には、どういうかたちであれ、みんなの進路は決まっている。そして、それが自分の願うものであるかどうかは、これから10か月あまりの自分自身にかかっているのだ。これから頑張るみんなに向けて、灘校英語科教諭で「ユメタン」などの著書でも知られる木村達哉先生に、エールをいただいた。


灘中学校・高等学校 英語科教諭
木村達哉 先生

Mind 0. 受験勉強はとっくの昔に始まっている!

 こんにちは。木村達哉です。『螢雪時代』の読者は高校3年生だけではなく、1年生や2年生も読んでいるでしょう。「まだ受験生じゃない」という人もしっかりと読んで、日々の勉強について考えてみてほしいと思います。

 3年生になったら受験勉強を始めねばならない、と考えている人もいるかと思うのですが、実際にはみなさんはとっくの昔に受験勉強を始めています。なぜなら、大学入試で出題されるのは、高3で学ぶ内容ではないからです。その大半が、中学校や高1・高2で教わったことから出題されます。つまり、中学生の頃から大学入試に向けての受験勉強をしてきたのであり、今から受験勉強という特別な勉強をするわけではないのです。

 ざっくり言えば、受験勉強というのは教室で教わったことの復習を意味しています。ですので、これまでしっかり復習をしてきた人は、たいそうな勉強をしなくても大学入試を(かなり難しい大学であっても)突破できます。よく合格体験談などで、「それほど勉強しなかった」とか「いつも10時間寝ていた」とかいうコメントがありますが、それなりに復習をしてきた人たちにとっては、大学入試はその程度のものなのです。一方、これまで復習をサボってきた人は中学レベルから復習をすることになるので、相当な覚悟と時間と労力とが必要だということになります。

 高1や高2の人たちにとっても、受験勉強はすでに始まっています。定期考査のために暗記をしたり、小テストに合格するために一夜漬けをしたりするその場しのぎの勉強は時間のムダで、1年後や2年後を見据えて、脳に定着する勉強をしなければもったいないのです。それだけは覚えておいてください。

 とはいえ、高校3年生になったら、これまでとは意識を変えなければなりません。僕は、受験勉強を成功させるために大切なマインドが3つあると考えています。ここまでの内容を頭に入れたうえで読み、日々の勉強や生活に役立ててください。


Mind 1. 大学で何を学び、どんな自分になるのか

 どんな大学・学部でどんな学問を勉強するのかを意識しないと、勉強のモチベーションは続きませ


著者プロフィール
木村 達哉先生

木村 達哉先生

灘中学校・高等学校英語科教諭
教壇に立つ傍ら、英単語帳『ユメタン』(アルク)や参考書などを多数執筆。また、「英語教師塾」を立ち上げ、全国的な活動を展開している。近著に『キムタツ式 英語長文速読特訓ゼミ』シリーズ(旺文社)がある。

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