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意欲・集中力&能率が大幅アップ! 受験に成功する“環境”のつくり方

  • 意欲・集中力&能率が大幅アップ! 受験に成功する“環境”のつくり方
  • [2019/3/18]

監修:吉田 たかよし先生
医学博士・本郷赤門前クリニック院長
《プロフィール》
東京大学工学部卒。NHKのアナウンサーとして活躍後、医学部に再入学し、東京大学大学院医学博士課程修了。現在、受験生専門の医療機関・本郷赤門前クリニック院長、受験医学研究所所長、学習カウンセリング協会理事長。『合格させたいなら脳に効くことをやりなさい』(青春出版社)ほか、多数の著書を執筆している。

受験生という自覚が持てない。何から始めればいいかわからない…。
どちらもこの時期に多い悩みだが、解消のカギは一つ。「環境づくり」だ。
なぜ環境づくりが大切なのか? どんな環境が受験勉強に最適なのか?
受験指導のプロ・吉田たかよし先生に、脳科学的視点から教えていただこう。

“精神力×環境力”で無理なく受験モードに!

 近年の研究により、脳は環境とシンクロして働くことがわかってきた。勉強に関して言うと、脳を取り巻く環境を勉強に最適な状態に整えれば、脳はスムーズに勉強モードに入れる。一方で、そうした環境が整っていなければ、脳にとって勉強はハードルの高いものとなる。良くも悪くも、環境の影響を大きく受けるのだ。

 こうした脳の性質から、「意欲的かつ継続的に勉強に取り組むためには、“精神力×環境力”の掛け合わせが不可欠」と吉田先生は言う。この時期、「よし、やるぞ!」と気合いを入れている受験生は多いだろう。この精神力により意欲やパフォーマンスはグッと上がるが、すぐに落ちてしまうことが問題だ。いわゆる三日坊主がこれ。長くても3か月ほどしかもたない。一方、環境については、受験仕様に改善すればするほど意欲やパフォーマンスが上がる。脳にとって無理がないため、持続性があるのだ。

 受験勉強を始めるこの時期に重要なのが、いかに早く環境を整えるか。受験生としての自覚が持てない、やる気が出ないという人も、まずは環境づくりから入ることで思いのほかスムーズに受験モードに切り替えられるはずだ(これぞ、環境の影響!)。勉強に適した環境には全員に共通の基準があるが、細部は個人差も大きい。自分に合った環境をつくり出すためには、いろいろと試すのがベスト。次ページからのヒントを参考に、さっそく今日から着手しよう。


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