食事に気をつけることが、成績アップにつながる!
成績を上げるために必要なのは、勉強だけじゃない。いくら熱心に勉強しても、体調が悪いときは思うように力を発揮できないし、体力が低下しているとここぞというときに踏ん張れない。成績アップに不可欠な体力や気力を充実させるためのカギが、食事だ。普段から食べるものや食べ方に少し気をつけるだけで成績アップにつながるのであれば、これほどオイシイ話はない。
まず、3食の中でも重要なのが朝食だ。朝食を食べないと脳にも体にもスイッチが入らない。脳のエネルギー源になる炭水化物に加え、体温を上げるために有効なたんぱく質を摂るようにしよう。卵、ハム、チーズ、ヨーグルトなど、手軽にプラスできるものがおすすめだ。
また、受験勉強につきものの夜食については、消化の良い軽いものにすること。こってりしたラーメンなどではなく、野菜スープやそうめんなどあっさりしたものにしよう。寝る前に食べ過ぎたり消化の悪いものを食べたりすると、睡眠中も内臓が働くことになり、翌朝スッキリ目覚められないのだ。食べ過ぎて太ってしまうのも気になるところ。受験生にダイエットは禁物だが、急に太ると体調不良やメンタル不良の原因になりかねないので、注意しよう。間食には、食べごたえのある煎餅やドライフルーツ、ナッツなどがおすすめ。比較的少量で満足できるうえ噛むことで脳の血流が良くなるので、受験生にはぴったりだ。