1年上の先輩たちの受験も一段落。
「いよいよ自分の番…!」と思いつつ、なかなか切り替えられないという人も多いはず。
そこで、難関大合格を実現した4人の先輩たちに、スタートを切る新・受験生が押さえておくべき“受験生心得”について語り合ってもらった。何から始めればいいかわからない人、必見だ!
勉強のやり方、毎日の過ごし方…
これからどうする?
▼座談会・出席者/先輩プロフィール▼
◆東京大学 文科一類1年 A・Kさん (東京都立南多摩中等教育学校 2017年卒)
志望校の決定時期:高校2年10月
受験勉強の開始時期:高校2年12月
≪ スタートはここから! ≫
塾を受験勉強の場に設定
合格に必要なことを見極める
勉強を生活の中心とする
≪ スタートに弾みをつけるには? ≫
志望校の過去問を解いてみる。 学習の方向性が明確になり、やるべきことが見えてきます。
◆東京大学 文科三類 1年 T・Mさん(神奈川県・横浜雙葉高校 2017年卒)
志望校の決定時期:高校1年3月
受験勉強の開始時期:高校2年2月
≪ スタートはここから! ≫
受験科目を偏りなく勉強
自分の知識量で妥協しない
体調を崩さない努力をする
≪ バランスよく勉強する秘訣は? ≫
毎日、勉強時間を計って、科目別に色分けして記録。学習の偏りが明確になります。
◆東京工業大学 第1類 1年 I・Sさん (東京都・足立学園高校 2017年卒)
志望校の決定時期:高校3年7月
受験勉強の開始時期:高校3年7月
≪ スタートはここから! ≫
ムダを省いて効率化を徹底
分析・想像・実行のプロセスを重視
自分自身をすみずみまで知る
≪ 効率よく実力をつける秘訣は? ≫
複数の方法を考えてみて、一番実力アップが期待できる方法を選びましょう。
◆千葉大学 教育学部 1年 A・Mさん (栃木県立足利女子高校 2017年卒)
志望校の決定時期:高校3年5月
受験勉強の開始時期:高校2年10月
≪ スタートはここから! ≫
わからないことをすぐに解決
生活リズムを一定にする
手洗い・うがい・消毒を徹底
≪ 無理なく受験を乗り切るには? ≫
ときには趣味を楽しむ時間も。受験生生活は長期戦。適度な息抜きは大切です。
最初の一歩をどう踏み出す?
新しい習慣を一つプラス! 行動を変えれば気持ちも
─受験生としてのスタートをどう切った?
A・Kさん
私は高2の冬から塾に通い始めました。また、勉強を生活の中心とする習慣をつけるよう、意識しました。
I・Sさん
私は部活動引退後、高3の夏休みから受験勉強をスタートしました。7月中旬~下旬の間で徐々に勉強