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第一志望の公立看護大学が不合格で、浪人します。宅浪するか予備校に行くかで迷っているのですが…。

  • [2019/3/18]
  • 関連キーワード:勉強法、浪人、予備校、模試、メンタル

【パスナビ編集部からのお知らせ】
「サブロー先生の『お悩み相談』」は、2019年3月25日更新の記事で最終回となります。
ユーザーの皆さんからは多くの質問をいただき、ありがとうございました。
真剣な質問をいただきながら、ご回答に至らなかった方々には、お詫び申し上げます。
コーナーの終了に伴い、質問フォームも閉鎖となります。ご了承ください。

※毎月連載『サブロー先生の進路指導室』も、2019年3月をもって終了となります。
 ご愛読いただき、ありがとうございました。


質問

 サブロー先生、こんにちは。私は第1志望の地元の公立看護大学が不合格で、今日から浪人生になる者です。今年1年浪人して同じ看護大学を受験しようと考えています。普段から模試で第1志望の大学はB判定、たまにA判定をもらっていたことと、家が母子家庭でお金が無く、私のランクより2ランク程下の私大は受かったけど行って満足できる自信が無いのならやめておけ…という理由で蹴っていて、さらに母と毎日お金が無いことが原因で口喧嘩→後期の他県公立大学(後期A判定)の出願せず、という結果の浪人です。
 今年のセンター試験の得点( 第1志望大学に必要な教科 )は国語:169、英語:137、リスニング:28、数1A:50、生物基礎:38、化学基礎:28、倫理:71、得点率「67%」、第1志望判定「B」でした。
 私は高校1、2年はテスト期間に少し勉強するくらいで、3年になって毎週末5~10時間勉強に励んだ結果、1年間で志望校「D判定」から「B判定」まで上げることが出来ました。私立高校で、塾には行かず家で勉強し分からない所はその教科が得意な子に質問すると…いう勉強スタイルでした。
 3年の夏休みは部屋にこもって勉強したり、でもたまに遊びにもいったり自分を挫けさせない学習ができていた経験があること、第1志望大学の二次試験が小論と面接だけということ、志望校が浪人するのが珍しいような普通ランクの公立大学であること…などから『宅浪』を考えていますが、高校の先生からは予備校には行った方がいいと言われています。夏期講習や冬期講習には参加するつもりですが予備校に通うとなるとお金もかかるので避けたいです。
 この1年間で数学などの“苦手で、受験までに完成できなかった”理系教科を中心に勉強していくつもりです。支え、応援してくれる友人もいます。私は宅浪でやっていけるという自信があるのですが、自分の「過度な自信」のせいで今回浪人という結果に陥ってしまったのを理解しているので、心配になり相談しました。私はメンタルを鍛えるための1年だと思えば人生のうちで1年頑張るだけと、前向きに頑張っていくつもりです。宅浪と予備校どちらにするか、宅浪ならばどう勉強していくのがいいか、確かなアドバイスをいただきたく、細かく話して長文になってしまいごめんなさい。ご回答よろしくお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。
 サブローです。君の質問は、センターの得点から過去の成績(判定)まで書いてくれているので、成績の状況がとてもわかりやすいよ。ありがとう。それでは早速、本題に入ろう。

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 まず君の一番目の質問「宅浪か? 予備校か?」について考えてみよう。君の質問を読んで最初に感じたことは、勉強や生活について質問や悩みを書いてくれているにもかかわらず、君自身で何をするべきかの回答までたどり着いていることだ。最初は君の勉強は、暗記に頼った勉強が中心かと思ったが、実は授業にとても前向きでその時間中に理解しようと努力していたように感じる。そういう習慣が身に付いていたんじゃないかなあ。なぜか? 高3になってからのD判定がB判定まで上がったことが証明しているよ。

 また予備校についてだが、ただ通えば成績が上がると思ったら大間違いだよね。勉強の習慣がない人、勉強方法が確立できていない人は、どんなに予備校にお金をかけてもそのお金はドブに捨てるのと同じ。しかし君が通った場合には、成績は順調に上がっていくことは間違いないだろう。なぜか? もちろん上にも書いた通りだ。高3で行なった勉強方法に間違いなかったはずだ。経済的に厳しいのであれば結論としては宅浪で十分だ。もし講習への参加が可能ならば、勉強面でもメンタル面でも良い刺激にはなるだろう。あっ、もちろん模試を受験するのは忘れないでね。

 次の質問は「宅浪での勉強法」だ。これも君が質問に書いてくれているように、高3で演習が間に合わなかった理系科目を中心にするべきだね。おおまかな計画を挙げてみると… 夏休み前までには、過去の模試や問題集などを使って苦手(ケアレスミス)箇所を探してみよう。そして理解できたら同様の問題で演習をすること。その後、夏休みからはセンター過去問をやりながら、時間配分や解く順番なども考えながら進めていこう。英語の筆記もこの方法で75%以上を目指そう。その他の科目についてはセンター得点を見ると割と得意科目かな? その場合には4月からすぐにセンター過去問に挑戦していこう。去年も何年分も解いたとは思うが。同じ問題を何回も繰り返すことこそが、ケアレスミス防止になり高得点を取るカギとなるのだ。あと「小論文」については、卒業してからも担任だった先生や国語の先生などに、あらかじめ添削指導をお願いしよう。(ちゃんと理由を説明すれば嫌がる先生はいないと思うよ) 苦手意識があるならば早めに開始するんだぞ。また「面接」についても同様に秋の終わりごろからお願いしたいと伝えておこう。

 最後に「過度な自信」が気になったのでアドバイスをしよう。やはりその回答も君は書いているが、言い換えれば、「過度な自信」が逆に自信を失わせていたということかな。「大丈夫!」という言葉がキーワードのように感じるが、人によって2通りに使い分けていると思う。「大丈夫、大丈夫!」と自分に言い聞かせて根拠はないが合格できると思っている人。「大丈夫、大丈夫!」と自分に言い聞かせてその後に「何か忘れていることはないだろうか?」と自分の周囲を見回す人。これからはしっかりと後者になろうよ。常に足元をチェックしていくことで堅固な土台(基礎力)を築くことができ、それが受験で一番恐ろしいケアレスミスを減らすことができ、その結果[合格通知]が届くことになる。勉強方法ってまさにこれでしょ。言葉で言えば簡単なのに、なかなか実行できないん人が多いんだよね。ぜひこれからの一年間で、毎日寝る前に「今日学んだことは? 発見したことは?」の答えをぶつぶつ言いながら眠るようにしよう。

 さあ、これからは自分との戦いになるが、宅浪で最も大切なことは時間の管理だ。高校の時間割通りに勉強を進めるようにすれば規則正しい生活をキープできるはずだ。それでは頑張れよ!
 サブロー

著者プロフィール
サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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