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高2生。冬休みはどんな勉強をすれば良いかアドバイスをお願いします。

  • [2018/12/25]
  • 関連キーワード:勉強法、高2生、模試、偏差値、冬休み

質問

 サブロー先生、こんにちは。高校2年の女子です。これから冬休みに入るにあたって、どんな勉強をすればよいか教えていただきたいです。私は地元の私立大学(文系)を目指していますが、まだ確定したわけではなく、国公立大も視野に入れています。それぞれで勉強法も変わってくるかと思いますが、この冬休みでは基礎固めをしていきたいと考えています。今年の夏に行われた河合模試では、英語の偏差値は66.5、数学は47.2、国語は52.2でした。また、2月にマーク模試があるので、理科2科目、世界史は国数英と比べてどのくらい勉強したら良いのか教えていただけると嬉しいです。アドバイスをよろしくお願いいたします。

回答

 こんにちは、サブローです。今週も高2生からの質問だが、最近編集部には多くの高2生からの質問が寄せられていて、その内容も今日のような内容のものが非常に多いようだ。やはり昨今の厳しい一般入試、今年の高3生の推薦・AO受験の増加、さらに浪人できない… についての情報が高2生の耳にも入っているからだろう。それでは今日の質問に答えるぞ。

 さて、高2のこの時期に「受験へシフト」は良いことだ。来年3月までに基礎を固められれば、高3からの授業にしっかり付いて行けるし、その分高3からはすぐに応用力を付けるための「問題演習」の時間を多くとれるからだ。もし基礎が不十分だと、基礎固めに時間がかかるばかりでなく、演習の時間も不足してしまい、実力不十分のまま受験しに行くことになる。そんな状態では結果は……もう、見えているよね。それでは本題に入ろう。

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 まず、今、勉強する気になって、高3になってもそのモチベーションを落とすことなく、さらに上げられるかどうかは、これからの勉強の成果を実感できるかどうかにかかっている。そのためには“勉強計画を立て実行していくこと”が不可欠だ。長続きするコツは、小さい目標を達成していくことにある。たとえば、「冬休み中」「学年末考査が始まるまで」「学年末考査が終わって春休み終わりまで」の3期に分けて、それぞれやるべきことを決めたらどうだろう。学校があるときにはその分量は少なめに、休日は多めにするなど、特に注意することは、苦手科目にはしっかり時間をかけることだ。

 それでは基礎固めのための学習法だ。それはまず自分の弱点を知るために、これまで受験してきた模試を活用しよう。もう一度時間を計って解き、できなかった問題が、君の苦手箇所、知識が抜けている箇所、またはまだ演習が不十分なため解答まで行き着かなかった箇所と思われる。それをノートに書き記しておくのだ。これを「私の弱点ノート」と命名しよう。ノートには問題を書き(または貼り)、君の誤答と正解も書き、なぜミスったか理由も書いておこう。このノートを次回の模試の前日や本番の入試の前に見直しておけば、もしも同じような分野が出題されたときに失点を防げるよね。まさにケアレスミスを防ぐことができるのだ。本番の入試の「合格と不合格の差」はケアレスミスの数。「1点に泣く」とは本当のことだよ。これを冬休み中に終えられると理想だな。

 次に自分の弱点を知った上で、最後に各科目の勉強のアドバイスをしよう。

 『英語』はかなり力があるようだから長文読解に力を注ごう。500~700ワードの問題に挑戦しても無理はないでしょう。精読が終わったら音読30回を忘れずに。

 『数学』は苦手かな。解答までのプロセスを意識した学習を心掛けよう。先生が説明したことを家に帰ってもちゃんと言えるかどうかが鍵だよ。基礎固めは学校から配られている問題集があればそれで良い。分量が多ければ基礎問題だけでも終わらせよう。やはり解説に書かれていることを自分で言えるようになるまで何度も繰り返し言ってみよう。

 『国語』については、苦手分野がどこかわからないが、現代文はすぐに問題演習をしたらどうでしょう。できる限り解説がわかりやすく詳しいものを選ぼう。古文は文法、もちろん助動詞と敬語を押さえよう。漢文は聞いたことがあると思うが、短期間で実力を付けられる科目だが、句形と重要語句は最低限覚えないといけない。次回のマーク模試はおそらくセンターに近い問題が出るはずだから、センター対策の問題集を手に入れて少しでも進めておけば成果は表れるでしょう。

 『世界史』はまだ教科書が終わっていないと思うが、3月末までには読破して欲しい。

 『理科』は基礎2科目だね。ほぼ教科書は終わりに近づいているから問題演習に取り掛かろう。センター対策向けのものでよいでしょう。質問にもあった、この理科基礎・世界史のマーク模試対策としては定期考査をやり直すのが良いでしょう。また勉強の時間配分だが、3月までは国数英に60~70%で、残りを理科基礎2科目と世界史に使って欲しい。その理由は次に。

 最後に… もし国公立を目指すのであれば、来年3月までに「国数英の基礎固め」は絶対だ。理由は高3になってすぐに問題演習や過去問演習に入れれば、その分、理科と社会に時間を費やせるからだ。現役生が国公立大を不合格になってしまったナンバーワンの原因は「3科の基礎固めに時間がかかり過ぎ、理科と社会の勉強時間が不足した」なのだ。覚えておいてね。それでは高3の4月に良いスタートが切れることを祈っているよ。
 サブロー


◆パスナビ編集部より◆
 次回の「お悩み相談(Q&A)」は、2019年1月7日に掲載いたします。
 (12月31日の公開はお休みとさせていただきます)
 来る2019年が、パスナビユーザーの皆さんにとって素敵な一年になりますよう、パスナビ編集部一同、心よりお祈り申し上げます。

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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