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もう10月に入ってるのに、「やる気」をキープし続けられない受験生…。どうかアドバイスをお願いします。

  • [2018/10/22]
  • 関連キーワード:勉強法、勉強停滞期、メンタル

質問

 サブロー先生、こんにちは。高3生の受験生です。もう10月に入ってるのに、なかなか「やる気」をキープし続けられません。どのインターネットのページを見ても、私にとっては全てが抽象的に見えます。結局いつも自分が本当に納得できる解決策がないままです。
 志望校も、志望学部もあります。ライバルもいます。頼れる友達も先生もいます。父も母も厳しいですが、応援してくれてると思います。分かってる…、分かってるんです。環境は整っているのに、足りないのは自分の気持ちだけだって分かってるんです。
 小学生の時に、通信で勉強をしていて、短時間で集中するではなく、1日だらだら部屋にこもってだらだらやるという勉強週間が身についてしまい、それを引きずっているのかな?とも感じます。高校受験の時は、私立の第一志望校に合格しましたが、その時は年明けぐらいから本気でやり始めました。それでも合格できてしまったんです。でも、私が塾の先生にそう言うと、「あの時は夏休みにきちんと塾に来て勉強していたよ」と言われます。やる気があった訳じゃないけど、確かに毎日のように塾に通っていました。
 高3の今はどうかというと…夏休み、確かに夏期講習などはありましたが、何週間も何もしなかった時がありました。携帯でユーチューブを見て気づいたら1日が終わっていることもざらにありました。そんな自分に嫌気がさします。一度スイッチが入ればずっとできるのに、そのスイッチが今になっても入りません。具体的に自分か今どんな状況にいるかが分かっているつもりでも分かっていないのだ…という事も分かっています。
 だから、夜ベッドに入るときに後悔しか残らない日々です。夜になって気づくことを日中に気づけていれば…と。いつも思います。これも全て甘えなんですよね… どうかアドバイスください。

回答

 こんにちは、サブローです。10月半ばを過ぎ四年制大の指定校推薦や公募推薦の出願時期が迫ってきたが、書類の準備や面接練習や小論文対策で忙しい日々を送っていることでしょう。先生からの注意やアドバイスを生かして、万全の体制で試験に臨めるように頑張ってくれ。それでは今日の質問に答えよう。

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 インターネットで恐らく「やる気を出す方法は?」と検索してみたが、その回答は同じような内容で、君の「やる気」に火をつけるようなものはなかったのだろう。そして私の相談室に質問を送ってくれることになったわけだ。では過激なアドバイスから始めよう。

 「大学へ行く目的」を1分で語りなさい。もし話せないのであれば、大学受験はやめて別の進路を探しなさい。」だってその目的が語れないようでは、大学へ仮に入学したとしても、来年の夏ごろには退学している可能性があるからだ。そんな馬鹿な! と思っているでしょ。ここ数年では、少ないときでも3万人前後、多いときでは約4万人の退学者が翌年に再受験しているんだよ(このデータはある予備校の方から毎年教えてもらっているものなので間違いはありません)。現役の時にこの目的意識を持つことは誰にだってできるはずだ。再び初年度納入金を払うことは本当に無駄な一年だし、何といっても親不孝者だ!

 さらに「…語りなさい」と言っている理由は、目的がはっきりしていれば、今回のキーワードである「やる気」は必ず出てくるからだ。この後はおそらく君が見たインターネットの内容と恐らく同じような内容が出てくると思うが、もちろん私からも言わせてもらう。

 私たち人間って、どうしたら「やる気」が出てくると思う? たとえば『高校生になって初めてライブを見に行った。あのギタリストのようになりたい! お年玉はたいてギターを買い、毎日夢中になって練習する。』『幼稚園で初めて先生という人に出会う。家に帰っても自分が先生になり人形相手に幼稚園ごっこ。その思い出が、保育科を目指すことに。』など… 全てそうだと思うけど、「興味」があるから「意欲」「やる気」は出てくるのだ。 逆のことを一言。「英語の勉強方法はね…」といくら上手に丁寧に説明したところで、意欲のない人にはそれを読む目もなければ、聞く耳もない。

 最後に、君は自分に対して“変化”を求めているよね。昨日までと同じことをしていたら、また同じことを繰り返すのは当然のことだ。質問に携帯のことが書かれているのでこんなのはどうだろう。『携帯を解約したら? 違約金を払う可能性があるなら親に預けたら?』 実際にやっている受験生は結構いるよ。また今年卒業した生徒がやったことを伝えよう。高3の2学期の始業式に、それまでの長い髪をバッサリ切ってきたのだ。『髪を乾かす時間がもったいない』というのがその理由だった。君の「やる気」を邪魔している原因となるものを、君自身の手で君から離してみようよ。そうすれば「昨日とは違う自分」にきっと出会えるはずだ。いいか、君の身体から「やる気」が消えてしまったのではない。その「やる気」は君が行動を起こすのを待っているのだ。健闘を祈る。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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