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高2生。「公募推薦」を受けたいと思っていますが、評定平均のことと塾に行くかどうかで悩んでいます…。

  • [2018/8/13]
  • 関連キーワード:入試、高2生、推薦入試、評定平均、英語

質問

 こんにちは、サブロー先生。来年に大学受験を控える高校2年生です。 私は大学を「公募推薦」で行きたいと思っています。行きたい大学があり、その大学の公募推薦の基準が「評定平均:3.5以上、かつ英語の評定平均:3.5以上」という条件です。私の英語の評定平均は「3」なので、今のところその大学の受験資格を満たしていません。ですので、英語の成績をよくするために塾に行こうか迷っています。もし公募推薦で失敗した時には一般受験を受けるつもりなのですが、この場合、評定平均のために学校の授業に寄り添った個別などの塾に行くか、一般受験を視野に予備校などへ行くか…どちらが良いのでしょうか? 私の通っている学校の偏差値は50辺りの公立の高校です。センター試験などの対策が乏しいので、学校の勉強を優先すると一般受験への勉強があまりできないです。ご回答をよろしくお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。最近は高2生からの質問が非常に多くなっている。その理由としては、私もいま高2の担任だが、おそらく全国の先生が昨年の入試のことを話しているからだろう。具体的に言うと、「文部科学省の指導により各私立大学は入学者の数を多くしてはいけないことになり、レベルに関係なくどの大学も合格者を絞り込み、これまでにないくらいに厳しい入試になった」という内容だ。だから現高3生もそうだが、現高2生が受験する再来年も同じような厳しい入試になることは間違いなく、一日も早く受験の準備が必要で、この夏から受験モードにシフトし始める高2生は間違いなく増加している。さらに、厳しい一般入試に挑戦するのはもちろんだが、第一志望校であるならば推薦やAO入試にも挑戦することが鉄則となるはずだ。だから今日のような質問も多くなっていると思う。それではアドバイスをするぞ。

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 まず評定平均値の話を知らない高1・2生もいると思うのでそこから始めよう。推薦やAO入試に出願(エントリー)するためには基本的に出願基準があり、その中で最も大切なものが『評定平均値(通知表の成績)』だ。この計算方法は… {1年3学期(または後期)+2年3学期(または後期)+3年1学期(または前期)}÷教科数だ。普通は全教科の評定平均値を基準としているが、今日の質問にあるように指定の教科の評定平均値も求める大学もある。では本題に入ろう。

 さて評定平均値の現実の話をするが、心配な英語が高1修了時に「3.0」で、これを「3.5」にするためには高2終了時で4.0以上を取っていなければならない。もしも足りない場合には高3の1学期(前期)でさらに高い評定を取らなければならないことはわかっているよね。高2になってからの定期試験の結果が書かれていないが…あまり良い結果ではなかったので今回の質問になっているのか? 恐らく根本的に英語の勉強方法の改善をしなければならないと思うよ。それでは2つ目の質問「塾or予備校」に関連づけてアドバイスをしよう。

 塾か予備校かを考える前に、どうして評定平均が3.0を越えられないかを考えたらどうだろう。中間・期末試験の答案用紙をもう一度見直してみると、ミスした問題は中学レベルの基礎力不足が原因になっているはずだ。ここで理想的なアドバイスは『自力で中学レベルの基礎力を克服できれば個別の塾へ行く必要はなく自然と評定は上がってくるはず。そしてこの基礎力(土台)があれば予備校に行って成果が出るのは間違いない。』である。自力で克服することに大きな意味があるのだ。つまり「なぜその解答になるのか?」というプロセスを意識した勉強方法を身に付けられるようになるからだ。自力で克服する方法は、高校受験レベルの問題集や中学3年間をまとめた問題集のようなものでよいが、文法問題を中心にやったらどうでしょう。ミスした問題についてなぜできないかを追求することを忘れずに。わからなかったら先生の力を借りなさい。

 最後に、君もわかっているようだが念のために(受験勉強の配分を)話しておく。公募の準備は2~3割、一般の勉強は7~8割のペースをキープしていれば、万が一公募の結果が残念に終わっても、そのあとの勉強に支障はないはずだ。そのため君の第一志望の公募の過去問を徐々に調べ始めるようにしよう。志望理由書も書いて担任の先生に添削してもらおう。それでは英語の成績アップを祈っているよ。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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