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センター試験で失敗しました。浪人するか、合格した私大にいくか迷っています…。

  • [2018/3/12]
  • 関連キーワード:勉強法、センター試験、浪人、模試

質問

 サブロー先生、こんにちは。
私はセンター試験で失敗し、ランクを下げB判定よりのC判定の国立の大学を受験しました。私大は安全校はセンター利用で、実力相応校は一般で合格しました。合格した私大の方が志望順位が上だったのでそこに進学しようと思っています。
 センター試験を受け、第一志望を諦めた直後は「こうなったら受験する国立の二次試験で1位になってやる!」と思って勉強していました。しかし、過去問を解いたり私大を受けているうちに自分は一体今まで何を勉強してきたんだ、こんなに解けなくてどこに受かるんだ、ライバル達にはもう追いつかない…と思っていました。私大も全部落ちたと思ったので浪人しかないと思っていました。正直、センター試験も失敗ではなく自分の実力だったんだと思っています。模試でもA判定やB判定は取ったことがなかったし、センターが良くても第一志望は落ちていただろうと思います。でも、どうしても諦めきれません。
 個人的なことですが、私は高校生活で勉強よりも部活に情熱を注いでいました。が、そこでも目標は達成できませんでした。だから大学受験だけは絶対に第一志望を勝ち取りたいと思っていました。私大より浪人して国立に行く方が費用はもちろん低いですが、浪人は自分が想像している以上に過酷で厳しいものなのだろうと思います。親は費用は気にしなくて良いと言ってくれましたが、私大の合格を知ったとき思ってた以上に喜んでくれて、また1年間心配させるのも嫌だなと思います。私大でも浪人でも大きなお金を動かすことになるし中途半端な決断はしたくありません。
 ここにきて今まで受験をどれほど自分が甘く見て、どれだけ周囲に支えてもらっているのかを痛感しています。浪人でも私大でも心を入れ替え死ぬ気で勉強しようと思っています。ぜひ何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします。

回答

 こんにちは、サブローです。君と同じように、「高校での勉強に後悔をしている人」、それによって「大学受験に諦めがつかない人」はかなりいるが、当然そこでの選択肢は「高校での失敗をバネに充実した大学生活を送る」という気持ちになることもあれば、「浪人してリベンジする」人もいることだろう。君のように合格は手にしたがリベンジと言うのであれば、現在の実力を把握できているので、現役時代の失敗をうまく克服でき、来年リベンジできる可能性は高いと思う。

 しかし、君の質問を何度も読み返してみて、今さら言ってもしょうがないのだが、君が究極の選択を迫られている原因は「第一志望の国立大を諦めたこと」にあるのではないかな? もしも第一志望に対して必死に勉強したのだが、センターで思うような得点が取れずにたとえば門前払いになった場合には、納得して第二や第三志望に入学できたように思うが、どうだろう。このことはこの相談室で度々話題にしているが、高2・高1のユーザー諸君、よく覚えておいてくれ。第一志望は何があっても諦めてはいけないのだ。

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 さて本題に入ることにしよう。大変アドバイスが難しいのだが、このような場合にはその瞬間の気持ちはどうだったかを思い出すのはどうだろう。間違いなく素直な気持ちが表れているような気がするからだ。国立の合否が分からないが、質問の中で全て不合格だと予測していたところ合格したわけだね。その私大の「合格」の二文字を見たときにはどんな気持ちだった? 「こんな私でも合格できたよ。ありがとう!」ならば、きっと前向きに大学生活を送れるように思う。せっかく合格をいただいた大学に感謝の気持ちでいっぱいだからだ。よく思い出してくれ。

 次に、浪人を勧めない一つの理由を「今年の入試の状況」を元に話しておこう。今年の状況は、各大学の結果発表を待たなければ何とも言えないが、私の約30年の教員生活の中でも異様な空気が流れていたように感じる。上位の大学ばかりでなく中位の大学も軒並み合格者を絞り、非常に厳しい入試だったようだ。実は下位の大学においても、予想をはるかに超える受験生が殺到しビックリしている状態だ。普通ならば3月の今頃は、下位の大学は定員を満たすため受験生獲得に必死になっているところだが、もちろんそのような大学も少しはあるが、今年はほとんど定員を満たしているようだ。後期の入試でも高倍率になっている大学もあるようだ。さらに同様に定員確保に苦慮している短大だが、こちらもほぼ定員を満たしている短大が多いようだ。ということは、浪人生が、昨年も増えたのだが、それ以上に増えるような気がする。ここまで言えば何を言いたいか分かったでしょ。浪人しても、今年以上に厳しい入試になるような気がするから、その私大(合格していれば国立)に入学することを勧める。

 最後に、「親がとても喜んでくれた」とあるが、君のことを一番理解しているわけで、「受験のための5教科をまた勉強するのではなく、大学で専門の勉強に打ち込んで!」というメッセージのような気がする。それでは良い選択をしてくれ。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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