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浪人を決めた医学科志望の高校3生。予備校探しと英語の勉強法についてアドバイスお願いします。

  • [2018/2/26]
  • 関連キーワード:勉強法、医学部、浪人、英語

質問

 サブロー先生、こんにちは。私は医学科志望の高校3年生です。周りの仲間が推薦入試で合格したり、前期試験に向けて猛勉強している中、浪人が決まりました。と言うのも、センター試験の結果が酷く「門前払い」になってしまったのです。後期試験では他学部を物理・数学で受験します。(学科試験のある大学の門前払いになるのは確実で、来年を見据えて試験の経験を積むためで、合格しても入学するつもりはないです)前置きが長くなりましたが、今、2つの事で悩んでいます。
 1つ目は予備校探しについて。学校の先生はとりあえず後期試験に向けて勉強を、という話をしています。しかし、3月の初旬から入学試験をする予備校もあるようですし、枠が埋まってしまうのではないか、早い方が特待生になりやすいのではないか、と思っています。予備校についてはいつ頃からどのように探していけば良いのでしょうか。
 2つ目はこれからの「英語勉強法」についてです。センター7割台の私は、どの教科も基礎が固まっていないという自覚があります。後期試験にない英語をどう勉強していけば良いのかわかりません。センターの問題では6~7割で得点できない分野がいつもバラバラで、分かる時は分かる…でも、分からない時は分からない、という感じでした。結局私には何も身についていないのではないかと思ってしまいます。来年は絶対に合格したいです。基礎を固めなければならないのですが、今の時期は何に取り組めば良いのでしょうか。

回答

 こんにちは、サブローです。門前払い…とても辛かったとは思うが、逆に良い勉強になったことは間違いない。「手抜きをせずに基礎をしっかり学ぶのじゃ!」という受験の神様の声が聞こえたんじゃないかな。質問に、「分かる時は分かる…でも、分からない時は分からない…」とあるが、まさにこれがマズイのだ! それではいろいろアドバイスをしていこう。

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 まずは予備校だが、後期は合格しても行かないならば、すぐに申し込んで特待生試験も受験したほうが良いかも。もし少人数制の医学部専門予備校に通うのであれば、定員が少ないからね。まずはその予備校に電話をして相談しよう。

 それでは本題の英語だが、これから英語を勉強する時に、今までだったらスルーしてしまった方法を、確実に押さえていく勉強方法をアドバイスする。これは文法・語法問題やイディオムも、もちろん長文でも、つまり全ての英語の問題を解くときにやって欲しいことなのだ。たとえば…

 こんな問題が出たとき君はどうしている?

 (  ) from a distance, the rock looks like a human face.
 1 Seeing 
 2 To see
 3 Having seen
 4 Seen

 正解は4で、そのプロセスは「カンマ以降はSVがあり、(  )にVの変形が入り、Sがなく接続詞がない! ここで分詞構文と見抜く。(  )の前に主語がないので主節の主語と同じ。the rockは物の主語で、受身の可能性があるのでis seen。分詞構文を作るとBeing seen。Beingは省略できるから解答はSeenとなる。」だよね。正解ならこのプロセスをわかっているだろうが、不正解ならば、しっかり理解しろ。分からなければ先生に聞くんだぞ。それではここからが一歩上を行く勉強法だ。私の勧める一石三鳥勉強法はこうだ。

 「look likeの後はlikeが前置詞なので名詞が来るが、lookだけでは後は形容詞だ。」とか「『離れて見る』のはfrom a distance いろんな方向から見てもいるからaなんだな。また、『遠くに富士山の頂上が見える』という場合は、see the peak of Mt. Fuji in the distance 富士山の一点を見ているからtheなんだな。aとtheの違いはこうなんだ。」と、ただ解答だけを理解すればよいのではなく、その他の単語なども辞書で調べ上記のような知識を植えつけていこう。必ずこの努力が報われることがある。

 最後に、日ごろから長文に取り組む時には、まず精読に取り組むこと。特に訳せない文があったら、文型を調べ、全体の構造に気を配り、日本語らしい日本語に訳せているかを丁寧にやってみよう。そして次が重要なのだが、多くの受験生は精読をやりうまく訳せたら「ハイ、この問題とはサヨウナラ~」となってしまうことが多いはず。確かに訳は上手くなるかもしれないが、速読力は身についていないのだ。そこで内容が理解できたら、その長文を20回、時間を計って、声を出して、正しい発音で読む。その時にピリオドまで行ったら、絶対に目を戻さずに次の文を読む。もう分かったかな? Nativeと同じ目の動きで英文を読んで理解できるようにすることなのだ。つまり読み下しだね。既に訳はわかっているから、読むだけで内容が理解できるはず。「一度訳しているから分かるけど、初見の長文では無理でしょ!!」という声が聞こえてきそうだが、もちろんその通りだ。しかし私が強調したいのは、この訓練をつめば、目を左から右へ動かせる、つまり絶対に戻り読みをしない習慣が身に付くんだよ。20回もやれば結構速く読めるようになるし日本語を完全に遮断して理解できるようになっているよ。騙されたと思ってやってごらん。

 それでは、予備校が始まるまでの約1か月半で英語の勉強方法改革をやってみよう。リベンジに燃えるのだ。頑張れよ!
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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