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高校入学後、成績が伸びない高2生。基礎力を上げるためにはどうしたら良いでしょうか。

  • [2018/2/13]
  • 関連キーワード:高2生、勉強法、国公立大、模試、センター試験

質問

 サブロー先生、こんにちは。私は、都内のいわゆる進学校と呼ばれる高校に通っている高校2年生女子です。小学生、中学生時代は成績が良く、あまり勉強しなくてもなんとなくで模試、テストで好成績を出すことができていました。また、中学生の時は基礎問題よりもなぜか応用問題が得意で、全ての科目において正答率が高い問題は解けず、正答率が低い問題は解けるという不思議なことが起こっていました。そして高校入学後、周りのレベルが上がったこと、科目数が多くなったこと、家にいる時間が減ったこと等の理由により学力は低下していきました。そしてまた、昨日センターシミュレーションを受け、自己採点をした際も3科で6割程度しかとることができませんでした。センターの問題は全て教科書レベルだから基礎をやれば良いと、いろいろな方に言われたのですが、なにせ私は基礎ができず、応用ができてしまうのです。このままでは目指している難関国公立大への入学が、夢のまた夢になってしまいます。本当に困っています。基礎ができるようになるにはどうしたら良いのでしょうか。

回答

 こんにちは、サブローです。先日の雪が一週間以上たっても残っているというのに、またもや雪予報。受験に行く人は時間に余裕を持って受験会場に向かうように。本当に気をつけてね。それでは今日は高2生からの質問に答えよう。

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 君のような生徒に過去に何度も会ったことがあるよ。まさに小・中学校時代は、大変優秀でカンとヒラメキで、基礎が少々わからなくても難なく応用問題が解けてしまったのでしょう。このままだと大変なことになるので、アドバイスとしては「基礎固め」を中心に話していこう。

 これから高3が始まるまでの約2か月間で基礎を固めていこう。特に君は国公立志望だから「国語・英語・数学(以下3科)」に70%の力を注ぎ、「理科・地歴公民(以下2科)」に30%の力を注ぎなさい。なぜか? 高2終わりまでに「3科」の基礎固めができれば、高3になってすぐに問題演習に入れるからだ。もちろん問題演習を通してできない問題から基礎の抜けている箇所を発見できれば、さらに堅固な基礎が築けるでしょ。しかし、もし高3になってもできない問題だらけで基礎のやり直しに終始していたら、問題演習にかける時間が不足してしまう恐れがあるのだ。これがうまくいけば「2科」に多くの時間をかけることができるのだ。国公立大を不合格になった人にその原因を聞くと、みんな声を揃えて「2科の学習時間(対策)が足りなかった。」と言っている。高3で「2科」に力を注ぐことができれば現役合格がグンと近づくことになるぞ。そのためにも、これからの2か月は3科中心に基礎を固めるのだ。

 方法としては、これまでの模擬試験、1・2年で6回ぐらいはやったかな? それをもう一度時間を計って解き、できなかった問題については、まず自分で解決するように努め、ダメだったら先生に「この問題を解けるようになるには私にどんな知識が足りないんですか?」と聞きに行くのだ。そして理解ができたならば、先生から同様の問題をもらったり、問題集を使ったりして十分に“演習”を行うこと。これによってその知識がしっかり定着するようになるのだ。各教科についてだが、数学は割と勉強し易いでしょう。英語も文法や英作文などはやり易いと思うが、長文はしっかりと精読(文の構造・文型を理解できて日本語らしく訳せるかを確認)し、不明の単語・熟語・構文はノートにまとめ、さらに音読を何度も繰り返そう。現代文は評論も小説も、なぜその選択肢が正解になるかの理由を筋道立てて説明できるようにしよう。記述問題については先生に部分点を教えてもらおう。古文は特に敬語・助動詞の知識に抜けはないかを確認するのだ。ひと通り終わったら、満点取れるまでしっかりやり直すのだ。答えを覚えていても、正解へのプロセスを自分で自分に説明できればオッケーだ。

 最後に、君のような生徒からもう一つ相談を受けたことがある。それは「問題を解くスピードが遅いのだがどうすればいいか?」だった。君がそうかどうかはわからないが、基礎が不十分というのはとかく時間がかかることが多いのだ。これも基礎固めで解決できるので、とにかく1に基礎・2に基礎・3,4はなくて、ではなくやっぱり基礎という感じで、この2か月を過ごしてみよう。間違いなく高3の4月に良いスタートが切れると思うよ。それでは頑張ってね。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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