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高3の秋に全日制高校から通信制高校に転学しました。第一志望の大学はレベルが高く悩んでいます…。

  • [2017/12/25]
  • 関連キーワード:勉強法、メンタル、予備校、一般試験、浪人、特待生

質問

 サブロー先生、初めまして。 高3の秋に全日制高校から通信制高校に転学しました。理由ははっきりとは自分でも分かりません。高1の5月頃から欠席が増え、高2になってからはほぼ教室には行けず、学校側に別室登校という救済措置をとっていただき、留年にはなりませんでした。しかし高1の冬頃に始まった鬱が高2でピークを迎え、勉強はほぼゼロに等しいです。その上頑固な性格から高3での転学になりました。それでも将来のことを考えられるまでに回復し、先日、私大の特別推薦を受けました。結果は不合格。あまりショックではありませんでした。なぜなら本当は違う大学に行きたかったから。周りの受験生はその私大を第一志望として頑張ってきた人ばかりなので、私が落ちるのは当然だと思いました。 今はできる範囲内で頑張って、2校の一般入試を受けようとしていますが、自分が本当に行きたい大学はレベルが高く、また高1の頃からほぼ理解できていない教科があり、受けることすら諦めています。でもやっぱりそこに行きたい。死ぬほど頑張って落ちたなら受け入れられるけれど、やっとこさ普通の生活が送れるようになっただけで頑張れてるとはどうも自分では思えません。高校受験の時はあれほど追い込めたのに! と思ってしまいます。 高校の勉強が抜けているので、このまま進学しても、入学後苦しむのは目に見えています。言ってしまえば浪人してしっかり勉強し、本当に行きたい大学を受けたいです。仮に落ちても、あれほど頑張ってダメだったから仕方ないと思える気がします。 実際のところ母子家庭なので、予備校に行きたいとは母に言いにくいです。するなら宅浪だと思いますが少し怖いです。妥協して一般入試で受かった大学に行くべきでしょうか、それとも浪人しても良いのでしょうか。また浪人は予備校に行くべきでしょうか。誰にも相談できず、どうしていいか分からず辛いです。長文を読んでくださりありがとうございます。

回答

 こんにちは、サブロ―です。今こうして質問を送ってくれると言うことは、質問にも書かれているように体調は回復しているようだね。それはとても良いことだ。しかし油断をすると何かの原因でストレスなどが溜まり体調を崩しかねないので、今後の方針が決まるまでは注意が必要だね。そのためにはやはり君が納得できて、自然体でいられる進路を探すことだ。それではアドバイスをしよう。

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 まず『浪人』を選択するときの心構えのようなものをアドバイスしよう。質問にあるように、どんなにレベルが高かろうが、「そこに行きたい!」と思う気持ちは大切にしないとね。厳しい科目もあるようだが、高校の先生の力も借りながら精一杯頑張ることだ。この「頑張り」は、間違いなく受験が終わった後どうするべきかの答えを教えてくれるはずだよ。「これからの1年間、その大学に合格するためにどんな苦労にも耐えていける自信がある!」というような決意表明ができるのであれば『浪人してリベンジ』を勧める。

 その理由は、質問の中に書かれている「高校受験の時はあれほど追い込めたのに!」の言葉だ。中学時代はかなり頑張っていたように感じたからだ。小・中の勉強習慣って大学入試にものすごい影響を与えるんだよ。

 具体的な勉強方法だが、宅浪しか選択肢はないようだが、予備校よりも負担が少ない進研ゼミやZ会などの通信教育が受けられるといいね。ただし通信教育はすぐに質問ができない点がデメリットだが、そういった時には卒業後でも高校の先生にお願いをしてみることだな。まずは高校範囲の学習をすべて理解するところから始めるが、一つ一つしっかりと理解すること。ここを中途半端に終わらせたら演習が進まなくなり大きな痛手となるぞ。

 もう一つは、やはり質問の中の『妥協して入れる大学に入学』をすることだ。ただし間違えないでね。“入学できる大学”じゃないよ。“入学したい入学できる大学”であることが条件だ。

 理由としては「宅浪に自信がない…」「1年で実力を付けるのは無理がある…」などが挙げられるが、決してネガティブな考えから言ったのではない。卒業時にはその大学で学んだ学問を通して、またサークル活動や様々な活動を通して手に入れたものは何かをしっかり語れるようになることが大切だ。そういう学生生活を送ってほしい。こういった自己PRができるようになれば就職活動の面接のときに、もしかすると君の第一志望の大学の学生よりも魅力ある学生になれる可能性も十分にあるのだ。

 また、“入学したい入学できる大学”では「特待生入試」や「奨学金制度」の有無も、しっかり確認しておこう。特待生を目指すためには入試で高得点をゲットする必要があるが、過去問などでしっかり対策を講じておけばチャンスはあるはず。(ダメでもともと…というのは失礼かもしれないが)魅力的な制度があるならば、がんばってみよう!

 少しはヒントになったかな? 今はその第一志望目指してしっかり勉強に励みなさい。そして受験が終わったときに良い選択ができるといいね。それではまた。
 サブロー

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サブロー先生

サブロー先生

都内・某私立高校で長年にわたり進路指導部長を務める。2018年4月からは2年生(特進クラス・理系)の担任に。英語科の教員としても、その指導には定評がある。また、音楽は趣味の領域を超え、おやじバンドコンテストで全国優勝するほどの腕前。学校でもフォークソング部の顧問として、生徒たちのバンドを熱血指導中。「大学受験パスナビ」では『お悩み相談』と『サブロー先生の進路指導室』を担当。

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