大阪府立大は５月20日、地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻の竹中重雄研究室の学生によるオリジナルレシピ「StayHome！　で美味しいレシピ！」を栄養療法学専攻のWebサイトにて公開した。これは、新型コロナウイルス感染防止のための各種施策により、小学校の休校が続く中、学校給食のような栄養バランスの考えられた昼食をとることが困難な家庭のために、簡単な調理法で不足しがちな野菜を摂れるレシピを提案することで、健康維持につなげたいという学生たちの思いから生まれたもの。

　学生たちは栄養学の知識を活かし、生活の中で特に不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維の豊富な野菜を使ったメニューを主体としたオリジナルレシピを考案。簡単にチャレンジできるように電子レンジでの調理をメインに、どこの家庭でもよく使う野菜や調理済みの缶詰を使用するなどの工夫をこらした。レシピは、「サバ缶のアヒージョ風」「レンジ１つで簡単！　まるごとトマトのキーマカレー」「豆乳スンドゥブ」など、31 種類が公開されている。

栄養学を学ぶ学生たちが知識を活かし、創意工夫したオリジナルレシピを考案

この記事は「螢雪時代（2020年９月号）」より転載いたしました。