2019年12月８日、四国学院大社会福祉学部の学生11名が、高松市の大型児童館「さぬきこどもの国」との共催イベント「はぐくみ×カレッジ」を開催した。これは、未就学児とその保護者を主な対象とした親子遊びのイベント。午前の部には21名、午後の部には23名の子どもが保護者と共に参加した。

　学生は、児童館のスタッフとの打ち合わせを重ね、教員の指導を受けながら、「動物たちのクリスマス」をテーマに、２か月かけて遊びの企画や遊具、おもちゃ、司会原稿の作成を進めた。

　イベント当日、子どもたちは、クリスマスバージョンにアレンジした手遊びや、家族みんなで手の平や頬をつけたまま仲よく踊るダンスを楽しんだ。

　クリスマスツリー型の玉入れに玉を投げ入れると、木が子どもたちに魔法をかけ、動物に変身できるという世界観も演出。子どもたちは、トナカイ、クマ、ウサギ、キツネの中から好きな動物のお面をかぶって変身した。そのほかにも、花紙のカップケーキや紙コップと輪ゴムのロケットを工作したり、雪だるま型の福笑いやパラバルーンを使って遊んだりして、子どもたちは学生が考えた遊びで思いきり楽しめたようだ。

動物に変身した子どもたちと一緒に工作を楽しむ学生ら

この記事は「螢雪時代（2020年９月号）」より転載いたしました。