秋田大教育文化学部の学生２チームが2019 年12 月20 日、東北６県18チームから予選を勝ち抜いた10チームによる「東北地域ブランド総選挙」の最終審査会にファイナリストとして出場した。このコンテストは、経済産業省特許庁と東北経済産業局が主催するもので、東北地域の大学生が地域団体商標権者を取材し、それに基づく地域商品やサービスの魅力をインスタグラム上で発信するとともに、今後の新商品や新ビジネスのアイデア、PR方策などを競い合う。

　学生は、作成したビジネスプランを指導教員ととともにブラッシュアップし、コンテストに臨んだ。同大学から出場した「チーム横手やきそば」と「チーム秋田由利牛」は予選を勝ち抜き、決勝進出を果たした。両チームの学生は、堂々としたプレゼンを披露。審査委員はもちろん、斬新なビジネスプランを聴きに会場に詰めかけた観客の心をひきつけた。

　チーム横手やきそばは最優秀賞、チーム秋田由利牛は優秀発展賞を受賞。学生にとって、地元の魅力を活かしたビジネスについて考えるよい機会となったようだ。

最優秀賞を受賞した「チーム横手やきそば」の学生ら

この記事は「螢雪時代（2020年９月号）」より転載いたしました。