徳島大の学生が主体となって活動を行う「徳島大学ロケットプロジェクト」は５月11 日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で登校をすることができない小学生に向けて、自宅でできる工作の動画を公開した。

　同プロジェクトでは、年間を通してハイブリッドロケットの製作・打ち上げや、地域住民を対象としたロケット教室を行っている。学校再開までの期間、家での時間を有効に使ってもらおうと、学生が主体となって動画を作成。題材には「傘袋ロケット」を取り上げた。

　動画の内容は「ロケットを飛ばすには何が大事なのか」「どうすればもっとよく飛ぶのか」を考えながら工作できるように工夫。小学生が自分だけのロケットをつくることで、モノづくりのおもしろさを体感してもらうこともねらいの一つだ。

　動画の中では、準備するものやつくり方をわかりやすく紹介し、動画を見ながら楽しく工作することができる内容になっている。動画の最後で、出演した学生は小学生に向けて「手洗い、うがいをしっかりして、家の中でできることをしっかりやっていこう」と呼びかけた。

動画は、動画投稿サイトYouTubeで見ることができる

この記事は「螢雪時代（2020年８月号）」より転載いたしました。