立教大経済学部経済政策学科の菊池航ゼミの学生（與那原暢喬さん、酒巻愛未さん、小松崎拓真さん、山田瑞葵さん）が、としまビジネスプランアワード「ドリームビジネスプラン部門 最優秀賞」を受賞した。このアワードは、豊島区内で起業をめざす人、同区内の大学で学ぶ学生、同区内で事業承継する人を対象に、豊島区の地域資源の活用、協働などによってビジネスを活性化し、地域社会に貢献するビジネスプランを応援するために設立されたもの。

　菊池ゼミの受賞テーマ“共働き世帯で育児を考えている人へ、豊島区の魅力を発信するメディア”は、多くのファミリー層を豊島区に誘致し、活気ある街へと変えていく提案として評価され、今回の最優秀賞の受賞に至った。ゼミ生たちは参加するにあたり、学生同士での討論を重ね、時には実際に豊島区職員と対話を行い、豊島区をよりよくしていく方法を模索するなどして提案を練ったという。與那原さんは「この経験をしっかりと血肉に変え、今後の活動にも活かしていく所存です」と語り、結果を励みにしながら、反省点も活かしていくことを誓った。

ドリームビジネスプラン部門は、豊島区内の学生等を対象とした、将来性を重視したビジネスプランを競う

この記事は「螢雪時代（2020年1月号）」より転載いたしました。