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学生たちがお米を収穫、その活動論文が「ヤンマー学生懸賞論文」で「優秀特別賞」受賞[静岡文化芸術大学]

静岡文化芸術大学

  • [2019/3/22]

 静岡文化芸術大学文化政策学部(文化政策学科)の舩戸修一准教授と学生たちは、浜松市北区引佐町(いなさちょう)の久留女木(くるめき)の棚田での地域連携実践演習「引佐耕作隊」に取り組組み、お米(品種は「にこまる」)を収穫した。このお米は「久留女木 棚田の恵」と名付けられ、静岡県の特産品である「茶」を詰める「缶」に発想を得て「缶」に入れ、2月8日まで同大学の生協と浜松駅近くの和食料理店で販売した。

 久留女木の棚田は、平安時代が起源とも言われ、とくに戦国時代に井伊氏(井伊直虎の祖父)の庇護のもと、開墾が進んだと考えられており、古い歴史と文化を有し、「日本の棚田百選」や「静岡県景観賞」にも選ばれた。しかし、昨今、農家の後継者不足から、耕されなくなる農地が増え、美しい農村景観が崩れ始めているという。
 そこで舩戸ゼミを中心とする「引佐耕作隊」では、水田として棚田を再生していくことを狙いとし、地元農家の協力のもと、2016年から米作り活動に取り組んでいる。

 さらにこの「引佐耕作隊」の活動をテーマとした論文が、2018年度の「第29回 ヤンマー学生懸賞論文」(ヤンマーアグリ主催)で、全国2位の「優秀特別賞」を受賞した。受賞したのは文化政策学科の鈴木晴香さん(3年生:3月現在)、中野七海さん(2年生:3月現在)が執筆した論文「農の『多面的機能』を内部経済化する価値創造モデルの提示-浜松市北区引佐町『久留女木の棚田』における『引佐耕作隊』の事例から-」。
 この論文は、これら活動内容や棚田の地権者への質問紙調査を踏まえ、(1)市場で取引されない「棚田の多面的機能(=環境保全的価値や文化的価値の維持機能)」をいかにして商品化するか、(2)それをいかにして「デザイン」によって商品化するか、を提案としてまとめたもの。この提案は、棚田での米作りを「生産性」や「経済性」でなく、「デザイン」によって「文化」から捉える意義や可能性を強調した点で、同大学の強みを具現化したものといえる。

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お米「久留米木 棚田の恵」

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「ヤンマー学生懸賞論文」で「優秀特別賞」を受賞

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