筑波技術大学の学生が、７月２日につくば市で開催された「なないろスポーツフェスタ」内のマラソンイベント「なないろ駅伝」に参加した。

　「なないろスポーツフェスタ」は、スポーツを一緒に楽しみ、互いの個性を認め合い尊重することを体験し、オリンピック・パラリンピックのもつ７つの価値「友情」「尊重」「決断」「勇気」「平等」「鼓舞」「卓越」を共有することを目的に2016年からスタートした、同大学が後援する「スポーツと教育」のイベント。「なないろ駅伝」では、国籍や年齢、障がいの有無、エリートランナーもジョガーも関係なく、チーム全員がひとつになり、合計15.5km の道のりを走り、ゴールまでタスキをつないでいく。

　当日駅伝に参加したのは、同大学産業技術学部の学生９名、保健科学部の学生６名・卒業生２名の計17名で、それぞれが自分の力を存分に発揮してタスキをつないだ。参加学生は「楽しく走る人もいれば一生懸命走る人もいる。陸上にかけるさまざまな思いを見ることができて楽しめました。さらに陸上を極めたいという気持ちも湧いてきました」と完走の達成感をコメントした。

マラソンの完走を示す「完走証」を掲げて笑顔を見せる参加学生たち

この記事は「螢雪時代（2017年10月号）」より転載いたしました。