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[文・人文・外国語・教養学部系統 編]学問図鑑 文学部系統

  • 【学部選びガイド 2020年版】文・人文・外国語・教養学部系統 編
  • [2020/5/7]

文学部系統の諸学問は、過去から現在まで、人間が考え創り上げてきたすべての営みに対しさまざまな角度から考察し、人間を知る!

人文科学とは
人間が人間であるために必要な学問

 文学部で学ぶ学問は、人文科学に含まれる諸学問で、それらは文学や思想、歴史・地理、人間の心理、言語など、広く文化全般に関わる。言葉を変えると、それらは人間の知性や感性の本質を追究する学問でもある。

 一方、古来、人間は「自分自身」や自分たちが築き上げてきた文化とは何かを知る・探ることを続けてきた。それは技術革新が高度に進み、同時にグローバル化が急速に進む現代社会になっても、このような人間の探求は変わらず存在する。

 そういった意味で、人文科学に属する諸学問は、「人間が人間であるために必要な学問」なのだ。

 まず、そのなかで日本文学や英米文学などの文学分野では、古典から現代にいたるまでの小説や詩、戯曲など、さまざまな文学作品や作者を研究対象として、作品に込められた意味やその背景にある思想や時代性、地域性などを探る。

 諸外国の文学では、英米文学やフランス文学、中国文学が代表だが、それ以外にもドイツ文学やスペイン文学、ロシア文学を学べる大学もある。

 なお、諸外国の文学を学ぶ際には、外国語の習得が必須となり、おもに「読む・書く」といった語学力を身につけることが求められる。

 ほかにも、演劇や映画などの芸術作品を対象として、それらの本質や多様性を学ぶコースを設置している大学もある。


史学と地理学は
人類の過去・現在を知り未来を見据える!

 史学分野では、過去の資料を検証しつつ歴史的事実を見極めることを通じて「過去に学び、現在を理解し未来の指針を探る」学問だ。

 日本史をはじめ東洋や西洋の各国や地域の歴史を個別に学ぶ学科が、それぞれ設置されている。なかでも日本史研究には、各種古文書の解読が重要だが、それらを読み解くコースを設置している大学もある。

 また、考古学分野では、文字記録だけではなく、人類が地球上に残したさまざまな遺跡や遺構などの物質資料を対象とし、実際の調査技法、遺物から出土した遺物の整理法なども学ぶ。また、各種文化財の保護や修復を学べる学科もある。

 一方、地理学はほかの人文科学の諸学問と比べて学問領域がとても広いのが特徴で、総合科学的な学問ということもできる。

 大きく自然地理、人文地理、地誌の3分野に分けられるが、自然地理では、地形や気候、土壌、水系などが人間の生活や産業に与える影響を考察する。人文地理は、各地域や国などの政治・産業・文化などを研究対象とする。地誌は、特定した地域の自然環境や文化、産業を総合的に研究する。

 なお、地理学分野では、実際に現地に足を運び、調査や測量を行うフィールドワークは欠かせない。


真・善・美とは?
哲学を通じてその答えを探し続ける

 世界や人間存在の意味、さらには絶対的真理や美について考える哲学は、大きく西洋哲学と東洋哲学に分けられる。西洋哲学は、古代ギリシャから現在に至るまで、おもに欧米で発展を遂げたさまざまな思想家たちの思索をたどる。東洋哲学は中国とインドで生まれ育った哲学について学んでいく。

 なお、哲学分野には、美の本質やその価値や基準を考察する美学という学問分野もある。

 一方、世界にはキリスト教をはじめ仏教、イスラム教などさまざまな宗教がある。それぞれの宗教の教義や歴史などを学ぶのが宗教学だ。


心の動きと行動
心理学は、その関係を科学的に解明!

 人間の心の動きとそれに基づく行動の法則を、科学的な視点からアプローチするのが心理学だ。

 具体的には、人間の知覚や記憶、思考などが、どのようなメカニズムで働くのかを、さまざまな実験や観察などを通じて分析する基礎(実験)心理学もあれば、実際に悩みを持つ人たちのカウンセリングやアドバイスを行う臨床心理学、教育の現場で児童・生徒の心の動きを研究対象とする教育心理学などもある。

 最近では、脳科学や AI(人工知能)の急速な発達に伴い、それらと密接に関係する心理学の研究分野はとても広くなっている。

 なお、スクールカウンセラーや病院や福祉の現場で、カウンセラーとして働くには、臨床心理士公認心理師という資格が必要となる。両者とも、大学院修士課程まで進み専門分野の勉強をしたのち、それぞれの試験に合格する必要がある。


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