大都市圏の難関私立大を敬遠し、公立大と中堅私立大が難化!
夏休みを前に、各大学の2019年(以下、19年)入試結果データが出そろった。ここでは、国公立大、私立大それぞれの一般入試結果を最終チェックし、19年の動向を予測。さらに、20年入試の最新情報も紹介する。
※この記事は『螢雪時代・2019年8月号』の特集より転載。(一部、webでの掲載にあたり、加筆・変更を施した)
・一般入試の合格状況を総ざらい! 中堅上位~中堅私立大が難化、難関~準難関私立大がやや易化か
・20年入試の変更点をチェック! 鹿児島大・県立広島大などで全学規模の学部改組を予定!
一般入試の合格状況を総ざらい! 中堅上位~中堅私立大が難化、難関~準難関私立大がやや易化か
19年の一般入試結果を見ると、国公立大は「志願者1%増、合格者:前年並み」、公立大が全日程とも志願者増で倍率アップ。私立大は「志願者6%増、合格者3%増」、特にセ試利用入試が大幅増。難関~準難関校が敬遠され、中堅校以降に人気集中し、難化した模様だ。学部系統別では、倍率面も国公立が「文理均衡」、私立が「文工高・医療低」となった。